神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 西改札口外コンコースやホームのリニューアルが進む

神戸阪急ビル増築工事は完成向けてその歩みを確実に進めていますが、西館のリニューアルと合わせて進められている西改札口外コンコースの改修工事もその一部が明らかになってきました。



1階の広場は柱周りの改修が進んでいるので仮囲いだらけの状態になっています。



そして階段とエスカレーターのある吹き抜け空間は天井と壁の美装化が進められてきましたが、天井の改修工事が完了したようです。天井一面を覆っていた仮設設備が撤去されました。



特徴的なアーチの梁が2本連なる構造は基本的にこれまでと同じです。天井パネルは軽量化されて耐震改修が施されているものと思われます。



天井から吊り下げられていた4基の照明もこれまで同様になるようです。既存の照明設備をLED化及びブラッシュアップして再利用するのでしょうか。



東口で採用されている四辺フレーム式の照明を西口にも採用するのではないかと予想していたのですが、こちらはクラシックな雰囲気を残す方向に動いたようです。



アーチの梁の下にはアーチ型の窓という構造も以前のままです。窓に嵌められているデザイン格子は東館でも採用されているものと同様のようです。



西改札口周りの様子です。自動改札機が更新されたようです。



階上のホームでは2番、3番ホームに続いて1番ホームにもホーム柵の設置が進みました。



やはり両サイドにホーム柵があると安心感が違います。JR三ノ宮駅のホームでは片側にしか設置さておらず中途半端な措置に疑問を抱きます。福知山線の事故を起こして以来、安全を基本方針にしている筈ですが、同社の考えはイマイチよく分かりません。その分、阪急にはしっかりと一貫性があります。



ホーム柵、床、階段周りの転落防止腰壁のリニューアルが完了し、ホームが一新されました。欲を言えば、吊り下げ式の案内板も全て刷新できるとよりリニューアル感が高まるでしょう。



東改札内コンコースも天井の耐震化、パネルと照明設備の更新が進んでいます。あと4ヵ月で更にどの程度まで既存設備のリニューアルが整うのでしょうか。東改札口外コンコースが大変身を遂げているので、他エリアへの期待も高まります。
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POSTED COMMENT

  1. ぽり より:

    照明器具の取付台座が六角型から四角形になってしまいましたね。

  2. ぼよこ より:

    初めて投稿します。ホーム柵の事が気になったので。

    ホーム柵の設置にあたっては、サンライズが問題なのかもしれません。
    14両編成もありますし、そもそもドア位置が他の特急と異なるのかもしれません。

    他のJRでもサンライズが止まるホームでホーム柵が設置している駅ってありますか?
    通過するか廃止してしまえば問題なく設置出来そうに思えます。

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