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開業した神戸三宮阪急ビルの上層階にオープンした阪急阪神第一ホテルグループの宿泊特化型ホテル「レムプラス神戸三宮」。超高層駅ビルの上層階に立地するこのホテルは現状、神戸のホテルで最も利便性に恵まれています。また全室高層階による眺望の良さも売りとする最新ホテルです。レム(remm)ブランドは「眠りをデザインするホテル」をコンセプトとし、ベッドやシャワー、アメニティなど快眠にこだわった設備・備品を揃えていますが、「レムプラス(remm+)」は更に快適性を追求する新ブランドです。
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ホテル基本概要
レムプラス神戸三宮
所在地 神戸市中央区加納町4-2-1事業者 阪急阪神第一ホテルグループ
延床面積 約7,400平方メートル
ホテル規模 209室(神戸三宮阪急ビル17-29階)
部屋構成 ダブル165室、ツイン41室、ユニバーサル3室
フロア構成 1-2階エントランス 17階フロントロビー 18-28階客室 29階展望レストラン
チェックイン 14:00
チェックアウト 12:00
開業日 2021年4月26日
2階ホテルエントランス
2階のエントランスは阪急神戸三宮駅の東口改札外コンコースに直結しており、駅ビル内のホテルらしく駅徒歩0分という利便性を実現しています。
これまでターミナルの三宮で駅直結のホテルはJR三ノ宮駅の三宮ターミナルホテルのみでしたが、閉館・解体ましたので、唯一の存在はこのレムプラス神戸三宮となります。駅から一歩も外に出る事なく、ホテルへのチェックインができてしまう程の便利さです。
エントランスドアから一歩中に入ると、左手奥に更にドアが待ち構えています。
2つめの自動ドアを抜けると、そこはシックな装いのエレベーターホールとなっています。2基のエレベーターが備わります。
エレベーターの停止階は1階、2階、17階、そして29階のみ。17階ホテルロビー及び29階展望フロアへの直通専用エレベーターです。
17階フロントロビー
17階に到着すると、カーテンウォールの窓から陽光が差し込む明るいロビーが広がっています。
エレベーターの手前には大きなソファーやデコレーション棚の置かれたロビー空間、奥にはフロントが備わる配置です。
レセプションロビーを反対側から見た様子です。右奥が1・2階への直通エレベーターです。床は板張となっています。
特注飾り棚はremmt+のロゴが目を引きます。
フロントでのチェックイン、チェックアウトは基本的にタッチパネルを利用し、必要に応じて従業員に声を掛ける形になっています。
チェックイン後にはサイドカウンターで基礎化粧品や足裏に貼る冷感シート、洗顔シート等のアメニティやハーブティーのティーバッグのサービスを受けとります。
客室階へは左奥の専用エレベーターが誘います。従って宿泊者が地上との行き来をする際には必ず17階を経由する事になります。
17階のレセプションロビーから眺めた駅前広場からフラワーロードと新神戸方面です。
六甲の山々の新緑の緑色が眩しい季節ですね。
夜になると駅前ビルの電飾や北野坂が明るく輝きます。
客室への専用エレベーターの内部です。カードキーをかざすと、行き先階が自動点灯します。他の客室階には行けないのでセキュリティ性の高いホテルです。
客室階
エレベーターホールは板張りで間接照明が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
カーペットの敷かれた内廊下です。部屋番号が照明で浮かび上がっています。
フロアマップです。山側と海側に部屋が並びます。1フロアに19室。11、12号室がコーナーツイン、19号室がツイン、1号室がツインもしくはユニバーサル、それ以外はダブルルームです。
それでは部屋に入ってみましょう。
ドア横は大きくはありませんが、クローゼットが造り付けられています。ハンガー、金庫や靴べら、シュークリーナー、消臭スプレー等が備わります。
今回はツインの部屋に宿泊しました。ツインの場合は26平方メートルが標準の広さです。
ベッドは「オリジナルベッド「シルキーレム」。カーペットは歴史ある邸宅でのくつろぎをイメージさせる「KOBE CLASSIC」と名付けられた柄でした。他にも洗練された大人の寝室をイメージさせる落ち着いた「midnight BLUE」、四季を感じる豊かな自然に包み込まれるナチュラルトーンの「sunrise EARTH」等、3種が用意されています。
中央の柱に壁掛けられた49型のテレビ。レムプラスインフォメーション、地上波、BSの他、宝塚のスターチャンネルが見放題!宝塚好きな人には堪らないでしょうね。
空気清浄機の他、特筆すべきは全室標準装備のマッサージチェア!チェックイン後、東遊園地の芝生広場で子供と遊び、夕食後は夜景取材行脚に出かけて帰ってきた頃には足がヘトヘトになっていました。入浴後のマッサージチェアは最高です。特に足のふくらはぎの揉みが非常に強くて、「効くぅ~」と思わず叫びました。
テレビの奥にはデスクと椅子が備わります。デスク下には冷蔵庫。庫内にはサービスのチョコレートが入っていました。デスク上横には電気ポットやグラスの収納された棚。
ベッド横のコントロールパネル。照明のコントロールやUSBやACの差し込み口も備わります。
デスクの引き出しを開けると、ペンやメモ、ケーブル関係が収まっていました。
そしてツインルームの水回りはダブルルームよりも快適性が高い造りです。
シンプルなシンク。シンク下にはタオル等のリネンが収納されています。引き出しにはアメイニティやドライヤーが収まっています。
浴室内は洗い場とバスタブが備わり、自宅のようにバスタイムを楽しむ事ができます。椅子も完備されています。
バスタブには眠りを誘う2種類のバスソルトも用意されています。浴室の大きさは1317でしょうか。
そして天井に備え付けられたレインシャワー。雨が降るように天井からお湯が落ちてくるシャワーで肌への刺激が非常に少なく高いリラックス効果を得る事ができます。真冬に最もその快適性を感じる事ができるでしょう。確かにその穏やかな水流に包まれる感じはとても気持ち良かったです。
浴室はビューバスとなっており、眼下に三宮の景色を楽しみながら贅沢なバスタイムを過ごす事ができます。ホテルでは大浴場がある場合以外はあまり浴槽に浸かる事はありませんが、洗い場がしっかりと分かれていると、気持ち良く入浴する事ができます。
ルームカードキーは2枚を受け取りました。remm+のロゴが入ったブラックのカードキーが格好良いですね。
レムオリジナルの飲料水がサービスされています。海外のホテルはミネラルウォーターが部屋に備わっている事が多いですが、日本のホテルはこうしたサービスは少ないので嬉しい心遣いです。
子供にねだられてフロントでレンタルしたプラネタリウム。有料の貸し出しサービスですが、レムプラス神戸三宮のみに備わります。
おもちゃだと思ってあまり期待していなかったのですが、天井に投影してみると、意外に綺麗でなかなか感動しました。流れ星も飛ばす事ができます。タイマーも付いているので、星を眺めながら眠りに落ちる事もできます。
他にグラスサウンドスピーカーやハンドマッサージャー等も貸し出しを行っています。
1階エントランス
17階から直通エレベーターを使って1階まで降りると、サンキタ通りに出る事ができます。
1階のエントランス周りの様子です。
宿泊日はEKIZO(エキゾ)で食事をしようと思って楽しみにしていたのですが、残念ながら殆どの店が休業を余儀なくされていました。
一部の店舗はテイクアウトのみ営業していました。スターバックスでコールドブリューを注文してホテルの部屋で楽しみました。
三角ビルの1階に出店しているので、店内の形状も三角になっていました。
夕食はEKIZO(エキゾ)のタイ料理店「ガァウタイ」のテイクアウトで海老チャーハン、BBQチキン、クーシンサイ炒め。
宿泊者特権の29階展望フロアのレストラン「望海山」での朝食も今回はサービスを休止しており、29階に上がる事さえもままなりませんでした。しかし開業直後にこの三宮の新しいランドマークを色々と堪能する事ができ、非常に楽しかったです。29階は次の楽しみとして取っておこうと思います。
レムプラス神戸三宮は駅直結x高層階に快適性というバリューを加えた非常に競争力の高いホテルでした。まだ開業間近という事もあって、不慣れからかまだ気配りが行き届いていない部分もありましたが、オペレーションの熟成によって解消されていくでしょう。後編は高層階からの眺望を披露します。
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いつも分りやすい情報をありがとうございます。レムプラス!これは泊まりに行かなければ。先月はロイヤルパークキャンバスに泊まりとても満足しました。ドーミーインもまだ泊まっていないので滞在したいホテルが増えて嬉しいです。あと神戸に望むことは外資系ホテルの進出ですね。