神戸三宮阪急ビル

サンキタ通り道路改良工事 東西に工事域が拡大



サンキタ通りの道路改良工事は西側のインターロッキング舗装ブロックの敷設エリアが拡大してきました。



ブロックの敷設された部分が車道の扱いですが、東側が工事で封鎖された為、今や走行する車も殆どなく、歩行者はこの車道とアーケード下の歩道の双方を既に歩いています。



工事は阪急ビル側をアスファルトで舗装しています。これを地盤としてこの上にインターロッキング舗装ブロックを敷設していきます。



中央にはエプロンが敷かれました。一応、搬出入車両のために通行帯を示すためでしょうか。



アーケード下の歩道の改良もそろそろ着手したいところです。



神戸阪急ビル東館の仮囲いの範囲が以前よりも拡大した為、道路側に迫り出しました。ビルの外構工事を本格化させているのでしょうか。つくづく思うのはこの再開発は先行で進行していて良かったという事です。数年遅れで開始されていたりしたら、今はどうなっていたのかは分かりません。

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  1. 摂津国人 より:

    > つくづく思うのはこの再開発は先行で進行していて良かったという事です。数年遅れで開始されていたりしたら、今はどうなっていたのかは分かりません。
    想像するだけでゾッとしますね。
    他が遅れている分だけ、神戸阪急ビル東館・西館と北長狭通の再開発に注力して、思いっきりおしゃれな通りに再開発してほしいです。

    以前、神戸市営地下鉄と阪急の相互乗入が検討されていた際、「地下鉄と阪急が相互乗り入れしてしまうと三宮が通過点になってしまう。かつて神戸高速鉄道が開通した際に新開地が衰退したことが三宮で再現されてしまう」との反対意見が散見されましたが、実は私はこのロジックにかなりの違和感を感じていました。
    仮に神戸高速鉄道開通当時、新開地が三宮に対して優位であったなら、逆に三宮以東や西代以西から新開地への集客に繋がったはずです。
    つまり神戸高速鉄道開通によって新開地が通過点になるためには、高速鉄道開通以前から新開地が三宮に対する優位性を失っていなければ、このロジックは成り立たないはずです。
    新開地衰退の原因は神戸高速鉄道開通のみにあったのではなく、他に主因があって衰退した新開地に結果的に市役所移転や神戸高速鉄道開通がとどめを刺したと考えるのが妥当です。
    神戸の今後を占うためにも、なぜ新開地が衰退したのか調べておく必要があると考えて調べてみました。
    初めは「神戸高速鉄道の開通によって新開地が衰退」との論調ばかりが目についたのですが、灯台下暗しでWikipediaに新開地衰退の記載がありました。
    新開地は戦中空襲に遭い大部分が消失、戦後進駐軍に長らく接収され自由に開発ができなかったのに対し、接収されなかった元町・三宮の開発が進んだため神戸の中心が三宮に移ったというのです。
    かつて年配の方から「聚楽館(しゅうらくかん)は昔、進駐軍のダンスホールやった」と聞いた記憶がよみがえってきた瞬間でした。
    この歴史的事実は、街の発展や永続には再開発による新陳代謝が欠かせないものであることを強く示唆しています。

    ご承知の通り、三宮の再開発は遅れています。
    三宮は当時の新開地のように進駐軍の接収下にはありませんが、理由の如何に関わらず再開発による街の新陳代謝、アップデートを滞ると衰退しかねません。
    神戸は開港より新しいものを常に受け入れる、しがらみのない人々の集まった都市であったはずです。
    定義のはっきりしない「神戸らしさ」や、高々150年程度の「伝統」に縛られて「古き良き神戸」に拘泥したところで、苛烈極まる都市間競争の中に埋没していくだけです。
    神戸という都市の生き残りと永続性のため、できることからやっていかなければ何も変わりません。
    JR三ノ宮駅ビルや三宮バスターミナルが遅れている分、この神戸阪急ビル東館・西館とその周辺、新港町、元町山手、三宮東部のオフィス開発や西神中央・名谷など、今できる再開発に注力すべきであると考えます。
    かつての新開地のポジションに三宮が収まるような未来が来ないことを強く強く願っています。

    新開地-Wikipedia
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E9%96%8B%E5%9C%B0#%E9%AB%98%E5%BA%A6%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%A8%E8%A1%B0%E9%80%80

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