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神戸阪急ビル東館の建て替えと西館のリニューアルと一体的に行われたのが神戸三宮駅構内の改修と美装化及び可動式ホームドアの設置です。神戸市営地下鉄西神・山手線との相互直通運転を断念により当面は同駅現駅舎が存続する事になった為、より積極的な投資が行われたものと思われます。
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東口改札内コンコースの美装化
メインの乗降口となる東口はその自動改札機の台数も圧巻ですが、これらも全て新型機に刷新されました。これに合わせて床も新しい石材タイルに貼り替えられたものと思われます。
そして全ての柱も表面を石材パネルで覆って美装化。一部の柱は広告表示ができるようになりました。
あコンコース内の案内表示も全て新たなものに付け替えられています。
広い改札内コンコースを抜けて改札機を通ると、モダンクラシックとデジタルが見事に融合した改札外コンコースが広がっています。
コンコース内のトイレも大改修。石壁で覆われた百貨店のような美しいトイレに生まれ変わりました。
天井パネルは軽量のアルミパネルとなり、等間隔でダウンライト式LEDライトが構内のメインの照明になっています。
可動式ホーム柵の設置と共にホーム上を美装化
階上では可動式ホームドアを1~4番の全ての乗り場に設置。ドアユニットの設置に伴ってホームの嵩上げを行った為、床を全面的に刷新。
エスカレーターや階段周りの手摺と転落防止腰壁もステンレス化やガラス化で美装化されました。
以前と広さは変わっていませんが、床材の貼り替えによってマットで落ち着いた雰囲気がホーム上に広がっています。
西口は博物館のような重厚な雰囲気
階段を下りて西口改札に向かう踊り場です。こちらも全面的に天井や柱の美装化が実施されました。
勿論、トイレもリニューアルされています。
西口改札周りは全ての壁を大幅に刷新。全て石壁に置き換わった事で、まるで博物館の内部のような雰囲気です。
階段中央にある柱も非常に重厚で風格があります。
LED照明に切り替わって踊り場も以前より暖かく明るい光で包まれています。
西口改札機周りの様子です。改札機頭上の天井は照明を内蔵したダークブラウンのデザイン金属パネルで覆われています。
そして改札機を抜けると、美しくリニューアルされた大階段の吹き抜け空間が広がっています。
解体工事を含めて5年以上、整備構想や神戸市との調整等も含めると8年近くにも渡って計画されてきた阪急神戸三宮駅周辺の再開発がここに完成しました。不幸にも開業時期が緊急事態宣言に重なってしまい、せっかくのグランドオープンに水を差された形になってしまいましたが、このビルがこれからの新しい三宮を牽引していく原動力になる事は間違いないでしょう。東館跡に新築された高層駅ビルのみならず、リニューアルされた西館、それに面するサンキタ通り、神戸三宮駅構内も含めて随所に「阪急イズム」が浸透した非常に素晴らしい再開発になったと思います。唯一、29階の展望フロアの様子をまだレポートできていない事が残念ですが、楽しみに機会を待ちたいと思います。
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