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神戸市が建設中の神戸阪急ビル東館オフィスフロア最高層階の15階に開設を予定している知的交流拠点の正式名称が「ANCHOR KOBE(アンカー神戸)」に決定した事が発表されました。この施設はスタートアップや医療産業都市進出企業、神戸の地場ものづくり企業、大学など、様々な知が集結・交流し、新たな価値を創発する場として、事業者に選定されていた神戸新聞社と監査法人トーマツが共同で運営を行う予定です。
https://anchorkobe.com/
アンカー神戸公式サイト
開設する施設名と予定されるビジネス創出プログラムを発表して、参画会員を募ります。この待望の新施設開業により、産学官連携を基盤にした実践的なプログラムの実施によって、業界の垣根を超えた神戸発のイノベーション創出を目指すとしています。
最高のロケーションで神戸進出企業やスタートアップ、大学による交流によって将来大きなビジネスに成長し、神戸経済の活性化を牽引するような事例がこの新施設から生まれてくる事を期待したいと思います。
神戸阪急ビルオフィスフロアのテナント誘致はどの程度進んでいるのでしょうか。一等地のオフィス供給だけに今後の三宮の新規オフィス需要を占う意味でもこのビルの動向は注目される事でしょう。
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港町らしくていいネーミングですね、ANCHOR KOBE。
場所も一等地ですし、企業のスタートアップに寄与してほしいです。
ただ、企業がスタートアップしたり、国際金融センターが大阪・神戸地区に設置された場合でも、オフィスが足りない(あるいはオフィスが足りないことで国際金融センターの設置が見送られる)ことを危惧しています。
折しも、JR三ノ宮駅ビルの計画の発表が延期されてしまったことで、オフィスを有するであろうJR三ノ宮駅ビルの竣工までの期間は当初の想定から遅延してしまったはずです。
その間、何もせずただ待ち続けるのではなく、土地の集約とオフィスビルの建設の奨励をしていくのがよいと考えた次第です。
神戸市は「三宮に居住させない。マンションは規制する」と言うのであれば、三宮にオフィスや商業施設を誘導するのは神戸市の責務と考えます。