ポートアイランドII期

PIDS ポートアイランドドライビングスクールがホテルを開設!?


ポートアイランド北公園近くに施設を構える自動時教習所の神戸ポートアイランドドライビングスクール。道の広いポートアイランドは幹線道路を除けば比較的交通量も少なく実戦教習にも最適な環境が整っています。


1階にはコンビニも入る教習施設内には実は合宿による免許取得も可能に宿泊フロアが整っています。合宿免許は学生が春休み等を利用して田舎の山奥に二段ベッドの共同部屋で青春の1ページとして刻むものが相場と思っていましたが、時代は違うのですね。シングルのホテルルームのような施設が整っているようです。また観光までもセットになっているプランも。


敷地内の教習コースです。これは普通ですね。


しかしこの度、この敷地内に新たにホテル棟を建設する計画が持ち上がっており、すでに建築計画のお知らせが掲示されました。地上9階建の鉄骨造で延床面積は3048.15平方メートル。高さは30.9mと敷地内では最も高い建物になりそうです。


具体的に敷地のどの部分に建設されるのかまだ定かではありませんが、ホテルとして建設されるのであれば、合宿観光プランを更に充実させ、レストランによる食事の提供も行われるのでしょう。施設を保有・運営する阪神興業がホテルを直営するのか、それともホテルチェーンを誘致するのか。意外な展開に要注目です。

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POSTED COMMENT

  1. とくめい より:

    新鮮な光景ですね。

  2. 某京都府民 より:

    本当にポートアイランドはいろんなものが造られますね。驚きです。

    私は2年ほど前に、京都市内のニュードライバー教習所というところで、家から通って教習を受けました。西日本最大の教習所だそうです。指導方法や施設環境は大変良かったですが、やはり京都の道は狭くて交通量が多いです。まあ京都に住むなら、厳しい道路環境で練習したほうが良いかもしれませんが、田舎の場合はそんな道は滅多に走りません…。

    そうすると、ポートアイランドの教習所は良いかもしれませんね。合宿にも対応させるということであれば、ぜひ神戸に良いイメージを持って免許を取ってほしいところですね。

    都心部の再開発がなかなか円滑に進まない現段階においては、せめてポートアイランドでいろんなことをやっておくことは神戸にとって非常に重要だと思います。

  3. sirokuma より:

    名称は、ホテル新築工事だけど、種類は増築でやるんですね。私は、街が活性化する計画には基本的には賛成なんですが、ここでホテルの許可を下せるなんて驚きです。
    ドライビングスクール限定なんでしょうか?利用法も気になります。
    ひとつまえのコラムの研修センターは臨港地区のそもそもの指定目途にかなっていると思うので問題ないでしょうが、PI内ではホテル建設はNGと思ってましたし、駅周辺の商業地域でさえ住居系建物や宿泊施設の建設は不可であったと思います。PI内には用途地域の指定以外にエリア毎に島開き以来、利用目的が厳格に定められておりその利用目的にそぐわない建物の建設は認めて貰えないと言うのが実態です。だからPI1期内では、ファッション関連用途の利用に限定され、所有者の自由な利用・転用が許されない地域…皮肉にも、かつて一番輝いていた中心区域から寂れて行ったように思っています。
    普通の都市のように、時代時代のニーズに合わせた民間による自由な再開発を容認していたらここまで廃れなかったと思います。

    いまPIは先進・先端の街というイメージ作りに躍起になっていますが、一方では、老朽化した公社公団・市住を中心にスラム化が進むことも懸念されます。PI2期には先端医療の誘致が進み空港も国際化を模索します。就業就学人口も増えポートライナーは満席…なのに一般市民が魅力を感じない…。かつて我々が羨望の眼差しで見つめたPIには大型ショッピングセンターや大規模レジャー施設や飲食店など一般人にとっても旅行者にとっても魅力あふれる街でした。今のPIには潤いを感じません、就業者・就学者は多いのですが彼らが島内に滞留して遊び愉しむ施設が無いからです。街は生き物です、時代のニーズを無視して規制を設けるのではなく、時代の要請を的確にキャッチし都市計画を立て・インフラを整備し、住宅政策を充実させ人口を呼び込み、企業のニーズをいち早くキャッチし、誘致して経済を潤す為のサポートをする事こそ一番肝心なのです。PI(特に1期)は、古い都市計画・従来の地区計画や用途指定を時代に合ったものに見直し解り易いものにするべきです。

    今の神戸市長と景観審・行政は、PIと同じように、神戸市の都心エリアでも、私的財産の利用に制限を掛け続けています。彼らは、彼らが志望する偏狭で実体のない”神戸らしさ”と言うものを市民や事業者・参入者に押し付け、街の成長をコントロールしようとしています。しかし、時代の要求を市民や事業者のニーズを無視した政策では街の発展は望めません。これからは、民間事業者を主役として神戸市には黒子となって都市再開発・再整備を牽引して欲しいと思います。

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