LPガス、カセットコンロやガスボンベ等のガス用品を製造・販売する総合エネルギー会社の岩谷産業株式会社がポートアイランドII期エリアに研修施設を開設する計画が発表されたのは、今年1月。中央区港島南町4丁目で、スーパーコンピューター富岳の入る計算科学研究所の西側となる敷地面積10,065.80平方メートルの土地を取得し、着工に至りました。
施設は、水素エネルギーの発信および次世代に向けた人材育成拠点となる新研修所を主要用途とし、低層部に研究・研修センター、神戸空港や神戸港を望める上層部に宿泊施設を配置しています。
現地では、早くも建物の躯体が立ち上がりました。
設計・施工を担うのは大林組。この施設の建設にあたり、同社の開発した耐火木材「オメガウッド」を採用し、CO2固定化によるカーボンニュートラルの実現にも取り組みます。鉄骨のように見える柱は木材という事になります。スラブは鉄筋コンクリートでしょうか。
また施設内には400名が入れる大会議室も備える予定で、社内外の研修制度もかなり充実化が図られる模様です。
岩谷の全国の拠点から研修に訪れる社員も増える事でしょう。神戸空港からも近く、新神戸からのアクセスも良いので、研修・研究拠点の立地として最適です。
施設の完成は来年10月を予定しており、約1年後となります。開発面積としては、1ヘクタールを越える大型開発となり、ポーアイII期エリアの民間開発としても最大級のプロジェクトの一つです。
岩谷産業研修施設新築工事 2024年10月竣工の大型研究・研修施設の建設工事が進行中
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