こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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新たなウェットラボ施設 オープンイノベーション拠点ビル建設にむけて前進 

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神戸市がポートアイランド二期地区の神戸医療産業都市にて計画する「(仮称)オープンイノベーション拠点ビル」は慢性的に不足する同都市内のウェットラボを再び提供する賃貸研究施設です。昨年、KCMI神戸医療イノベーションセンターが完成し、日立製作所等の有力企業の進出で話題を集めました。しかしすでにラボスペースが枯渇しており、新たな施設を必要とするようで、神戸市はKCMIの隣接地に新施設の開設を目的とし、事業者の公募を行いました。その結果、神戸都市振興サービスに決定しました。同社は神戸市の外郭団体です。想定されている建物は地上6階 延床面積12,000平方メートル。

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当該地は現状、更地で雑草が生い茂る野原です。

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事業区画はKCMIの北側に隣接した5,067平方メートル。

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南側に隣り合うKCMIと空中デッキで連結する事でバリアフリーでポートライナーの京コンピューター前駅と繋がります。来年4月に着工し、2020年5月の完成を目指します。

低層の床面積の広いビルを幾つも建設していますが、建てても賃貸ラボスペースが不足し続けているのであれば、5-6階の建物ではなく、敷地面積をより大きくして、10階建て以上のもっと多層の建物を計画して不足感を解消するという選択肢は取れないのでしょうか。

写真中央後方のKCMIでは理研と富士通が次世代スパコンとなる京の後継機を開発中です。「京」の最大100倍のアプリケーション性能を2.36~3.15倍の消費電力で実現することを目指しており、新スパコンのCPU試作チップが先月完成しました。

私の勝手な希望としては時価総額で今や神戸のトップ企業であるシスメックスに三宮に新本社ビル、医療産業都市に研究施設を設けて欲しいです。駅周辺の再開発に絡めてシスメックスタワーが聳える日を待っています。

category: ポートアイランドII期

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2018/07/31 Tue. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 6

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宇都宮東口再開発事業から考える三宮バスターミナルビル 

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餃子の街としても有名な栃木県の県都である宇都宮市。関東地方ではありますが、北関東は南関東のような首都圏としての一極集中の恩恵は受けていないので「衰退」という全国他地方都市と同じ問題に直面しています。人口は北関東最大の約52万人。また宇都宮都市圏は政令指定都市を除く都市圏として日本最大である他、同市は「住みよさ」を順位付けする「東洋経済新報社」の調査で、人口50万人以上の全国28市のうち5年連続で1位を獲得しており、積極的に都市開発を進めて、衰退問題に取り組んでいます。特に新規敷設としては全国初の路面電車、いわゆる「LRT」の導入を進めており、その攻めの姿勢は中心駅となるJR宇都宮駅前の再開発にも表れています。

前月、宇都宮市が計画を進めてきた宇都宮駅東口地区整備事業の民間事業協力者として優先交渉権者が野村不動産を中心とする企業グループ「うつのみやシンフォニー」に決定したと発表されました。

宇都宮駅東口地区整備事業はJR宇都宮駅前の一等地である敷地面積2.3ヘクタールの中央街区と南街区0.4ヘクタールを併せた計2.7ヘクタールの大規模再開発事業です。現在は駐車場(一部店舗)として暫定利用されています。

LRTの起点駅はこの再開発エリアに開設されるので、LRTとセットとなった宇都宮市最大の肝入りプロジェクトとなります。

優先交渉権者への公募型プロポーザルにはうつのみやシンフォニー以外にも3グループから応募があり、最終的には3者コンペになりました。プレゼンテーション審査を経て、選定委員会で最終的にうつのみやシンフォニーが選出されました。

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こちらがうつのみやシンフォニーによって提案された計画概要です。商業、業務、宿泊、コンベンション、住宅、公共施設、高度医療施設、交流広場等、複合機能を有した複数の建物を配置する内容です。事業方式は民間の企画力や資金を活用するPPP(公民パートナーシップ)で実施されます。

これにバスターミナル機能を足せば、三宮で計画されている雲井通地区再開発にかなり類似してきます。事業敷地面積も中央街区のみであれば肉薄しています。

超高層ビルとなる中央街区の25階建て複合棟の上層部には都市型ホテルの誘致を検討していますが、タイの大手デュシット・インターナショナルの最高級ブランドあるデュシタニの誘致を調整中。14階建ての中層棟上層部にもカンデオホテルズが誘致され、再開発エリアに2ホテル体制が構築されます。

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この事業の最も特筆すべきは中央街区のど真ん中を陣取る公共施設です。

地上4階建てのコンベンションホールには2000席の大ホールや700席の中ホール、大中小会議。加え3階建ての交流広場はコンベンションホールと連続性を持たせ、バスケットボール大会や新車展示会などの屋内外を活用した一体的なイベント開催を行う事が可能となります。また駅から伸びる東西自由通路や新設されるLRTの停留場にも直結。巨体な水盤整備や広場の緑化も行われて、立体的な賑わい空間が出現する事になります。この広場の設計にはあの東京オリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場を手掛けた隈研吾建築設計事務所が参画。

交通・交流・商業・業務を組み合わせた一大拠点となる宇都宮駅東口地区整備事業は宇都宮の都心活性の切り札として来年度2019年に始動、2022年に供用開始を予定しています。全体の事業費は387億円(土地取得額を含まず)。

翻って三宮ですが、バスターミナル1期ビルが建設される雲井通5丁目では準備の為に再開発会社が設立されました。

https://kumoi-redevelopment.jp/topicslist/106
雲井通5丁目再開発株式会社公式サイト

民間事業協力者の公募型プロポーザルの募集はもうまもなく締め切られ、約1ヶ月後の9月上旬には優先交渉権者が決定予定です。

バスターミナルビルの低層部屋上も緑化や庭園整備が期待されており、三宮図書館や文化ホール等の公共施設との連携性をどう図るか、どのような独自性や先進性を付与するのか。

都市間競争が熾烈を極める中、中核市の宇都宮にこれだけ内容の充実した再開発ビルが出来るのですから、三宮では規模だけでなくその内容についても素晴らしい事業提案のある事を願いたいですね。三宮に誘致する外資ホテルも欧米系だけでなく宇都宮のようにアジアの有力ホテルも視野に入れたいところです。できればシャングリラやマンダリンオリエンタルの関西初進出の実現も選択肢として欲しいです。ホテルの存在がインバウンド需要を高める側面もありますので。

以前にも一度取り上げましたが、バスターミナル整備を中核とした熊本の桜町地区再開発もデザイン性、インパクト、規模を含めて素晴らしい内容です。

https://www.kyusanko.co.jp/sakura_redevelopment/
熊本 桜町地区第一種市街地再開発事業

完成後には宇都宮も熊本もぜひ一度、見に行きたいものです。宇都宮はみんみん餃子を食べに行くだけでも価値があるかと思います。

category: 三宮バスターミナル計画

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2018/07/30 Mon. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 2

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相鉄フレッサイン神戸三宮新築工事 

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旭通5丁目のパーキング跡地で建設中のビジネスホテル「相鉄フレッサイン神戸三宮」の様子です。地上14階 地下1階 延床面積 5,878.49平方メートル 総客室数271室のホテルとなり、開業時期は2019年秋を予定していますが、今の建設スピードだと来春位にはオープンしそうな勢いです。

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鉄骨建方が進められていますが、南側をまず最上階まで組み上げた後、今度は中央部の建方に着手しています。

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最終的には今、クローラークレーンがある場所まで鉄骨が組まれるものと思われます。敷地手前の西側の処理はどうなるのでしょうか。現在の建設状況を見ている限り、このホテルには専用パーキングは存在しなさそうです。もしくは第一旭の横にタワーパーキングを建てるでしょうか。その場合、今は良いですが、将来的にJR新東改札が出来て、新しい駅前広場が整備される際には景観的に良くないかもしれません。

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あじさい通りから見上げるとかなりの迫力があります。

前にも述べましたが、神戸市には早くあじさい通りについて雲井通5・6丁目の再開発に合わせてどうこの通りを再整備していくのか方針を示して欲しいです。バスターミナルビルを囲む4本の道路の内、北側となるあじさい通りと東側の葺合南146号線は整備が遅れており、電線・電柱も地中化されていません。それぞれの道路の拡幅も必須ですが、これはバスターミナルビルの敷地一部を拡幅部に充てる必要が出てきます。

また道路だけでなく、このエリアの再開発についても地元地権者との意見交換や勉強会、ヒアリングはスタートさせているのでしょうか。さもなければ単独建て替えがバラバラと進み、せっかく新たな改札口ができてもチグハグで雑然とした今の街並みを大きく改善させる事はできません。

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おまけですが、先日、とても不思議な夕焼けを目撃しましたので、共有させて頂きます。この日は良く晴れてはいましたが、夕方は結構、雲が出てきました。夕日が差し込み始めたので、空に目を移すと、ちょっとギョっとしてしまいました。

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まるで「きのこ雲」のような雲でした。それが夕日に照らされて、陰影が生まれ、何とも不気味な積乱雲を作り出していました。よく昔はこういった光景を「世紀末」と呼んでいましたね。次の世紀末はまだ70-80年先なので、この言葉が再び流行る頃にはこのブログは存在していないでしょうね。80年先の神戸はどうなっているでしょうか。今、我々が気を揉んでいる現在の各再開発ビルも再び老朽化を迎えて次の再開発を必要としているでしょうか。

category: 相鉄フレッサイン神戸三宮

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2018/07/29 Sun. 07:33 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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雲井通4 丁目計画 コンフォートホテル神戸三宮  

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雲井通4丁目にて朝日パーキング跡で建設中のコンフォートホテル神戸三宮。開業日は9月28日に決定しており、すでに公式サイトも開設されて、ウェブ予約もスタートしています。

https://www.choice-hotels.jp/hotel/kobesannomiya/
コンフォートホテル神戸三宮 公式サイト

運営元はチョイスホテルズジャパンですが、親会社のチョイスホテルズインターナショナルは世界で第二のホテル数を保有しています。地上13階 219室で立地の優れたビジネスホテルとなります。

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低層部周りの足場も撤去されて、レンガ風の外壁もお披露目されています。このファサードを上階まで統一して欲しかったですね。

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このホテルがオープンすると今年のホテル新規開業は6ホテル目となります。恐らくこれで今年は打ち止めになるのではないかと思います。当初はもう更に1-2ホテルの開業を見込んでいましたが、スケジュールに遅れが出ていますので、来年に持ち越しです。

実はごく最近、大型開発案件になり得るマル秘情報を得ました。もし本当に進めば長年の我々の鬱憤を晴らしてくれるような事になるかもしれません。具体化して皆さんにお届けできる日を気長に待ちたいと思います。JRさんはいつ我々の鬱憤を晴らしてくれるのでしょうね。阪急は既存ビル閉館後、約5ヶ月で新駅ビルの内容を発表しました。三宮ターミナルビル閉館からまもなく早4ヶ月です。私の予感は今年の9-10月に様々な動きが一挙に出てくるとお告げが出ています。

category: 雲井通4丁目ホテル計画

thread: 神戸 - janre: 地域情報

2018/07/28 Sat. 06:02 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 17

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