神戸駅周辺

スターバックスコーヒーPLiCO神戸店が駅舎北側がんこ跡に移転!?2階貴賓室の活用や現区画の後継テナントも気になる



JR神戸駅北側の店舗区画はがんこJR神戸駅店が昨年に閉店して以来、約1年に渡って空きテナントになっていましたが、昨年末より現状復帰工事の為の仮囲いが設置されていました。後継テナントの出店の行方が気になっていましたが、遂にそのテナントが判明しました!



出店するのはスターバックスコーヒーです。開業日はGW明けの5月10日(金)。スターバックスコーヒー PLiCO神戸店としてオープンします。平日は朝7時から、週末と祝日は朝8時から開店し、夜は22時に閉店します。



2階には皇族の利用した貴賓室が存在しますが、がんこ時代には客席として活用されていました。スターバックスコーヒーは神戸北野異人館店でも近代建築の活用した店舗運営の実績がありますので、きっとこの新しいPLiCO神戸店でも、その手腕を活かして、貴賓室跡を上手に活用するのではないかと思われます。



ただこの駅舎北側にスターバックスコーヒーが出店するとなると当然の事ながら気になるのは既存店の存在です。



スターバックスコーヒー PLiCO神戸店は、PLiCO神戸の開業以来、この場所に出店しています。



駅舎北側に新たな店舗を出店しながら、同じ駅ナカ施設内に2店を運営する事はないかと思いますので、移転という形になるのでしょう。最近では同じくJR西日本アーバン開発の運営するPLiCO垂水のスターバックスコーヒーが新築されたPLiCO垂水南館に移転したばかりです。

もし現在のスタバが閉店するとなると、西隣の無印良品が抜けた店舗区画と合わせてかなり大きな区画が空きテナントになります。スタバの移転によって、二つの区画を合わせた大型店のテナント誘致を目論んでいるのでしょうか。



B面的存在だった北側にスターバックスコーヒーを移転するのは、今後、駅前広場の再整備によってこちら側が表玄関に変わる可能性を考慮した先行出店と捉えて良いのではないかと思われます。駅前広場が生まれ変わると、神戸駅前の人の流れも大きく変化する事になるでしょう。



歴史のある煉瓦造りの駅舎にはカフェとの相性はピッタリでしょう。この植栽帯は撤去して、シェード付きのデッキテラス席と、構造的に可能であれば、北面にも新たな出入口を設けて欲しいですね。



駅前広場から直接、スタバに出入りする事ができるようになれば、広場内にも設けられるベンチやテーブル席等でもテイクアウトしたドリンクを気軽に楽しむ事ができるようになります。今回のスタバ移転劇は神戸駅前広場再整備を盛り上げる為の先行策と言えそうです。

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