新港突堤東地区再開発

新港第3突堤基部広場整備工事 芝生広場の整備 集客に秘策あり



新港第3突堤基部の大型倉庫跡地を緑地に整備する工事が進行中ですが、整地や植樹が完了した上で、芝の張り付け作業や電気工事、緑地内のプロムナード整備が進められています。



東西方向に緑地を横切るように整備中のプロムナード。両側に芝生広場が広がる事になります。植えられている木々はそれなりの大きさがありますが、まだ新緑なので、どこまで葉が生い茂るようになるのかは定かではありません。真夏の日除けになる程、葉を茂らせるでしょうか。



この緑地に張られる芝も東遊園地で実証された耐久性のある芝を採用するのでしょうか。ポートアイランドの医療産業都市内にある緑地も利用者があまりいないせいか芝がよく育って緑の絨毯を存分に楽しめますが、ここも同様になるのではないかと思います。



ただジーライオンアリーナ神戸が完成すると、状況は変わる可能性があります。フラワーロードからこの緑地を通ってアリーナに人が流れるようになるのではないかと思われます。



まだ新港町の東側は大型倉庫もいくつか残っており、アリーナまでの道のりが殺風景では興ざめです。この緑地がエリアに潤いを与える事になると良いと思います。



また緑地には集客の為の秘策があるようです。神戸税関をバックに何やら文字パネルの設置が開始されました。フレームを見ると、「PORT OF KOBE」の文字が読み取れます。「BE KOBE」に続く新たな記念撮影スポットを目指すのでしょうか。夜間は神戸税関のライトアップと共に照明演出も施されるのかもれしれません。



どんな仕上がりになるのか。ちょっと楽しみになってきました。



かなりの面積が芝生広場に充てられる予定です。周りの歩道はアスファルトのままでしょうか。



仮囲いが設置されているエリアはバスケットボールコートになるのでしょうか。



神戸税関を背後に従えて、開放感の高い緑地公園が生まれつつあります。秘策である「PORT OF KOBE」モニュメントの完成形についてまた近日中にお伝えしたいと思います。

関連記事
新港突堤東地区再開発

新港第3突堤基部広場整備工事 芝生広場の整備に着手 新港町東地区の開発手法方向性をどう検討すべきか

2024年3月20日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸三宮フェリーターミナルのある新港第3突堤の北側基部にあった川西倉庫の大型倉庫跡地は暫く更地の状態が続いていましたが、神戸市主導に …

POSTED COMMENT

  1. EYESTAR より:

    なるほど。この芝生広場は、東遊園地からデッキ、
    そしてウォータフロント地区へと続く動線の一部として
    整備したというわけですね。
    モニュメントのほか、プロムナードの沿道に
    アリーナで開催されるライブイベントと連動した露店などを
    出すことができれば、賑わいや集客に貢献できそうですね。

  2. 元神戸市民 より:

    ポートタワーのてっぺんで輝いてた文字なんですね。
    地上でも輝き続けて、希望の明かりとなりますように。

  3. みなと より:

    そもそも、計画が変わりすぎてしまって
    一体、どの話が本当なのかが分かりません

    元々、3突基部は観光バス対策として整備され
    1突には、ホテルと温泉が建ち
    2突には、アリーナが建ち、繁忙期の観光バスの
    行き場が無くなってしまってます

    その受け皿として、3突基部に100台単位の
    観光バスが駐車出来るように整備されましたが
    その3突基部にも、緑化などの整備をしてしまったら
    一体、100台近い観光バスはどこへ止めるんでしょうか?
    まさか、5突に停めるのもキャパがなく
    アクセスも悪いです

    ウォーターフロント計画と名打って
    いろんな計画がなされてますが、場当たり的で
    港で働くものとしては、右往左往する内容ばかりで
    本当に困っております

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です