三宮再整備

東遊園地水景施設他整備工事 フラワーロード沿いの既存水路を廃止 新たな水景施設を整備



東遊園地の再整備は完了しましたが、東側に接する税関線・フラワーロードの歩道のリニューアルについては、北側のエントランスゾーンの改修が完了しており、東遊園地との融合が図られ、公園と歩道の境界が感じられない居心地の良い空間が生まれました。



しかしながらリニューアルが終わったのは、エントランスゾーンのみに留まり、更に南側は仮舗装のアスファルトで覆われ、道半ばの状態に置かれています。



この小さな芝生広場には新たに地下駐車場との行き来をバリアフリーとするエレベーターと階段が新設される予定です。



その芝生広場に面して仮舗装のままの歩道エリア。エレベーター・階段新設と共にこの舗装刷新も同時に進められていく模様です。



その際に気になるのがこの水路。北側については水路は完全に埋め戻されて、フラットな歩道になっています。水路は暑い季節には涼しげで良いですが、冬場には水が抜かれて、歩行の邪魔になり、無用の長物化してしまいます。



この舗装整備を進めるにあたり、この水路は埋め戻される事になるようです。



こちらが整備計画の平面図です。歩道の中央にある既存水路は埋め戻されますが、より歩道西側・東遊園地寄りに幅員を狭めた新たな水路が整備されるようです。加えて北側に新たな水景も加わり、水のせせらぎを維持しながらも、歩きやすい歩行者空間も確保される形へと改善されます。



現状、歩道の一部はかなり狭められていますが、既存水路が埋め戻されると、この点も改善が見込めます。



水路の南側に位置するこのアーティスティックな水景エリアはこのまま維持されるようです。



夏場には緑の溢れる木陰と勢いよく噴き出す水の音が涼しさを演出してくれる空間として非常に美しいオアシスですので、新しい水景設備と共に継続して癒しを提供してくれそうです。



この水景水景施設他整備工事に伴い、南側のトイレ横の仮舗装になっているエントランスゾーンもインターロッキング舗装が施され、これらによってようやく北側園地は完成形に到達します。



先週日曜日の神戸まつりは生憎の雨模様となりましたが、東遊園地でも様々なイベントが開催され、養生されてきた芝生広場も再開放。今後、梅雨の期間を経て更に青々とした芝に育ってくれるでしょう。

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