こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

02« 2018 / 03 »04
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.

JR神戸駅天井耐震改修工事 

kobestation04.jpg

JR西日本は神戸線の都心高架駅の天井耐震化改修を進めてきましたが、三ノ宮駅、兵庫駅の工事がひと段落し、残るは神戸駅のみとなりました。着手が遅かった事もありますが、他駅が3月末までに完了した一方、神戸駅は6月頃まで工期が延長されました。

kobestation05.jpg

ちょっと前までの三ノ宮駅のように鉄骨の柱や梁と天井作業床で圧迫感のある改札外コンコースです。三ノ宮駅程の混雑はありませんが、それでもかなり歩きにくい構内です。

kobestation03.jpg

しかし北側の一部のみは工事が終わり、作業床が撤去されています。

kobestation02.jpg

神戸駅の柱頭は三ノ宮駅と異なり、一部に濃茶色の装飾を纏っています。コントラストが強く三ノ宮とはまた違った趣があります。

kobestation01.jpg

天井の処理は三ノ宮と同様にグレーの軽量パネルに丸型のLEDダウンライトの組み合わせです。まだ柱周りの完成形が定かではありません。三ノ宮はツヤなしステンレスパネル、兵庫は石調メタルパネルでした。神戸はどんな仕上がりになるのか楽しみですね。

kobestation06.jpg

そんな神戸駅ですが東側はハーバーランドの活性化やタワーマンション建設ラッシュによって賑わいを増しましたが、西側には殆ど大きな変化はありません。市バスとしては市内最大規模のターミナルを抱える交通の要衝ではあり、新開地方面への玄関口でもあります。三宮の再開発が進む中、更に大規模な商業開発は望めそうにありませんが、老朽化した雑居ビルの並び立つ駅前に面した区画3ブロックを一体的な再開発で生まれ変わらせる事は出来ないでしょうか。神戸駅前は眺望による高さ規制には制約を受けないので、地上40階 高さ150mクラスのトリプルタワーマンション800戸を生活利便のテナントや飲食店をメインとした2層程度の商業施設である低層部とデッキで連結し、地下はデュオ神戸山の手にも直結。老朽化した神戸ツインビルも低層部にオフィス、高層部にホテルの複合タワーに建て替え、神戸駅の名に恥じない風格と賑わいのある空間へ整備。駅前広場と市バスターミナルもリニューアルし、都心西部のゲートシティ及び県内二位の乗降客数を誇る駅に相応しい駅前になるべきです。新快速停車駅前という立地が持つポテンシャルの高さは計り知れません。やりようによっては西の武蔵小杉化も夢ではないと思います。人口減に歯止めをかける有効打として検討されて欲しいですね。
関連記事

category: 神戸駅周辺

thread: 神戸 - janre: 地域情報

2018/03/31 Sat. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 7

go page top

パークハウス ザ・神戸タワー 相生町丁目計画 

familia80.jpg

ファミリア本社及び近代建築のファミリアホール跡地で三菱地所レジデンス他が計画し、大林組の設計・施工で建設中のタワーマンション「パークハウス ザ・神戸タワー」。地上33階 地下1階 塔屋2階建 高さ116.95m 延床面積39,520.55平方メートル 総戸数352戸の分譲マンションです。

familia79.jpg

長らく基礎工事が進められていましたが、現在は地下階の躯体工事が進行中です。内部の様子がなかなか分かりませんので、仮囲いに掲示されている電子板を撮影しました。工事の進捗を文字と画像で表示しています。敷地全体が地下深くまで掘り下げられ、縦横無尽に鉄骨の梁が張り巡らされています。これらは切梁と呼ばれ、周囲の山留壁(土留)が崩れてこないようにサポートする役割を果たします。突っ張り棒のような物ですね。この工事の山留は地中連続壁工法が採用されています。コンクリートに鉄骨を埋め込んだ強固な山留壁です。

parkhousekbtower01.jpg

このタワーも大林組独自の制振構造であるDFSデュアルフレームシステムが採用されています。建物中心に心棒を構築し、この構造物の周りに建物の躯体を構築。心棒と躯体をオイルダンパーで連結して揺れを抑えるという構造です。すでに神戸市内でも大林が施工したシティタワー神戸三宮やパークハウス ザ・神戸ハーバーランドタワーにこの制振構造が採用されています。ガラスのプリズム感や頂部周りのデザイン等は大阪にあるパークハウス ザ・中之島タワーを踏襲しています。

parkhousekbtower02.jpg

今月中旬にこのタワーの販売が開始され、長らく内容が薄かった公式サイトも充実化が図られました。建物低層部の道路に面した二面には保存されたファミリアホールの外壁が復元されますが、私はこの壁面を通したメインエントランスが造られるものと思っていました。予想は外れ、栄町通側の南端にエントランスが配置されています。確かにこの場所の方がJR神戸駅からのアクセスは良いですね。

parkhousekbtower03.jpg

エントランスホール内はファミリアホールの内部を再現した高質な空間となります。やはりこの東側コーナー部を活用してカフェやレストランのテナントを誘致して欲しかったですね。

parkhousekbtower04.jpg

低層部の外壁は支柱部分がライトアップされるようです。ファミリア時代は暗かったので街の賑わいと雰囲気の向上に貢献します。高層部は軒頂部がライトアップされる予定です。3階にはカフェラウンジ、26階にはスカイラウンジが設けられます。

familia81.jpg

パークホームズ神戸 ザ・レジデンスのマンションギャラリーのあった同じ場所にこのタワーのモデルルームもオープンしました。外観はシンプルな造りです。今回のタワーは地価高騰や建設資材及び人件費の増大からか、かなり強気の価格設定になっているようで、最高分譲価格は約2.5億円。神戸市内で分譲されたマンションの最高値となります。それでも東京や大阪に比べれば割安のようです。また神戸市内では新築タワーマンションの希少性が価格を吊り上げる要因にもなっています。他に考えられる新築タワーは住友・関電不動産が新港西地区再開発で計画するツインタワーと野村不動産が参画する垂水駅前再開発のみです。

関連記事

category: ファミリア本社跡

thread: 神戸 - janre: 地域情報

2018/03/30 Fri. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

go page top

Xデーはいつか? 

jr_sannomiya31.jpg

いよいよ完全閉館が明日に迫る三宮ターミナルビル。37年の歴史にピリオドを打ちます。読者のsirokumaさんもコメントで仰っていましたが、目下、我々の最大の関心事はJR西日本がいつ新駅ビルについて公式発表を行うのかです。これは今に始まった事ではなく、ある意味このブログの最大のテーマであり、目標であり、目的とも言えるプロジェクトです。

来週から新年度を迎えるにあたり、多くの企業が抱負や目標を掲げた発表を行います。とりわけJR西日本にとっての来年度は重要な年となります。2013年3月に策定・発表された5ヶ年中期経営計画が今年度に終了し、来週より次期中期経営計画が始まるのです。

JR西にとって三ノ宮駅のリニューアルと駅ビル開発は広島駅ビルの建て替えと並んで恐らくこの次期経営計画期内で最も投資額規模の大きな花形プロジェクトになるのではないかと期待しています。

2017aerial09.jpg

さてXデーはいつでしょうか。前述の通り今期の中期経営計画は前年度内(3月前半)に発表されていますが、今回はやや遅れ気味といったところでしょうか。明日までに発表されるのか、それとも来週の社長定例会見で公表となるのか、はたまた更に先送りになるのか。

前例のとなる神戸阪急ビルの場合、既存ビルの閉館が2016年1月でした。その後、阪急が新ビルの概要を発表したのが4月。閉館から発表まて約4ヶ月間を要しました。しかしそれ以前に景観審議会に対して阪急から計画段階のデザイン協議申出が行われたのが2013年4月。そこから実に10数回の協議を重ねて、最終的に協議が成立したのが2016年12月。初期段階の水面下のデザイン公表から公式発表までに実に3年掛かっています。JR駅ビルについてもすでに随分前から固まったデザインについて神戸市との協議が行われているものと思われます。

最新の公示地価が発表され、神戸都心の商業地の地価も高騰し始めました。駅前地区で進みだした再開発を好感した上昇です。半年前の公示では三宮もようやく二桁の上昇率に達した事が話題でしたが、今回は20%超え地点が複数記録され、全国上位の伸び率となりました。JR駅ビルの内容やスケジュールが明らかになれば起爆的効果をもたらす事は間違いないはずですし、複数の大型再開発プロジェクトが重なるエリアは全国的にも注目を集めます。名古屋がその良い例ですが、近い将来、三宮が同様に新聞やビジネス雑誌で取り上げられる日が来るかもしれません。

自分のブログの記事を見返すと、2011年に初めて神戸市とJR西が新駅ビルについての協議を開始した事について取り上げています。更に2年後の2013年に高さ160mの新ビルを21年度に完成させる予定と朝日新聞が報じました。いよいよかと思いきや、以来、更に5年が経過してしまいました。

何の根拠もありませんが、地上40階 地下3階 最高高さ160m 延床面積120,000平方メートル 商業施設、オフィス、ホテル、駅コンコースの複合ビルという内容が私の個人的な予想です。まずはこれから週末までと来週前半のJR西の動向に注視したいと思います。
関連記事

category: JR三ノ宮駅改修構想

thread: 神戸 - janre: 地域情報

2018/03/29 Thu. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 6

go page top

鈴蘭台駅前第二種市街地再開発事業 

suzuran128.jpg

鈴蘭台駅前で進行中の再開発事業。駅ビル「ベルスト」の建設工事は大詰めを迎えています。同時に建設されている橋上駅と直結するコンコースのある下層階はまだ足場に覆われていますが、北区役所の移転する予定の上層階の外観や隣接する駐車場棟はすでに完成済です。

suzuran130.jpg

建物上部に設置されているタワークレーンも当初の物から一回り小さくなっています。元々のクレーンはこのクレーンによって解体されました。小さいバージョンでも施工者の竹中工務店を象徴するシルバーマストです。

suzuran136.jpg

この建物の完成で楽しみなのが駅ビル内に食い込んだ形で整備される駅前広場です。ピロティが設けられ、非常に都会的な空間となります。

suzuran127.jpg

すでにこのピロティは姿を現しています。個人的に半屋内/半屋外という空間に何とも言えない魅力を感じます。

suzuran137.jpg

駐車場棟の1階にも店舗が入りますが、この部分の仕上げも始まりました。駐車場棟は最初に着手したので、もう随分前から建物は完成しています。

suzurandrawing01.jpg

外装が露わになっている4-7階は北区役所ですが、この建物で最も完成後の様子で気になるのが商業施設である1-3階の店舗配置やコンコース内のデザインです。施設内レイアウトがすでに神戸市から公開されています。1階はピロティ空間となるバス・タクシー乗降場が設けられるので、商業スペースは細かい区画がメインとなります。小売を中心にサービスや飲食系のテナントが入ります。現在、仮店舗営業している銀行の二支店や小売店もビル内に再開業する予定です。

suzurandrawing02.jpg

2階はほぼ銀行とサービスがフロアを占めています。3階部分が橋上駅の鈴蘭台駅と直結し、コンコース化された中央部の両側に大きな小売店舗区画が広がります。小売店舗は全15区画で、店舗面積は1,251平方メートルです。これには銀行支店やサービス、飲食店の面積は含まれていないようです。新設予定日は8月末です。

すでにテナントの募集は開始されているようです。地権者店舗以外にどんなテナントが進出するでしょうか。ナショナルチェーンの利便や飲食店が主かとは思いますが、これまで鈴蘭台駅周辺には無かったテナントの出店も考えられますので、沿線からの買い物客や役所を訪れる人の流入によって駅周辺部の賑わいと活性化が期待されます。

suzuran129.jpg

駅ビルによって利便性が向上する鈴蘭台駅周辺には今後、民間のマンション開発も進む可能性が高まります。ダイエー鈴蘭台店や鈴蘭台プラザ等の駅周辺に点在する老朽化の著しい商業施設の建て替えや再開発も進むかもしれません。北区の中心拠点としての重要性がこれまで以上に増す事でしょう。
関連記事

category: 鈴蘭台駅前再開発

thread: 神戸 - janre: 地域情報

2018/03/28 Wed. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

go page top