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JR三ノ宮駅・三宮ターミナルビル跡地のヤード。この秋以降に今後の開発の行方が決定していく予定と考えられていますが、コロナ禍の中でJR西日本が発足以来最大の赤字を計上し、経営環境改善に目処は立っていません。新JR駅ビルは三宮再開発の中心的存在なプロジェクトに位置付けられている為、地区全体への波及を抑える為に早期の開発始動が求められます。
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西側ヤードにアスファルト舗装エリアが出現
中央に設けられた通路の西側の三宮ターミナルビル跡地。この北側にアスファルトで舗装されたエリアが出現しました。この舗装エリアの大きさは東側で暫定的に運営されているアウトドアホール「ストリートテーブル三ノ宮」とほぼ同じです。
ストリートテーブル三ノ宮は9月26日までの開催スケジュールで運営されています。度重なる緊急事態宣言の発出によって閉鎖と運営再開を繰り返しており、思うように集客を行えていません。
今回、西側ヤードにアスファルト舗装が行われた理由を推測してみたいと思います。可能性は幾つか考えられますが、最も固い予想はストリートテーブルの移設です。
ストリートテーブルのすぐ東側には未だ三宮ターミナルビルの躯体の一部が残されています。西側に残されていた躯体の解体を終え、ようやく最後の砦となるこの東側の躯体攻略に着手する準備を整えているものと予想しています。
アントレマルシェ前の通路通行再開
前述の西側躯体の解体工事の為、アントレマルシェ三宮前の通路が1月から4月までの約3ヶ月の間、閉鎖されていました。その通路が4月23日から通行を再開しています。
パッと見、以前の通路と比べてあまり変わっているようには見えません。
奥に進むと、通路を覆うように登場した鉄骨のゲート。
2対の鉄骨が上部で支えているのは西口と中央口を連絡するデッキです。
以前、デッキを支えていたのは三宮ターミナルビルの一部でした。この部分解体にはデッキの受け替えが必要であった為、最後まで残されていました。ようやくこの鉄骨によるデッキ受け替えと解体が完了したのでした。
まだ地下階や地中障害物は残されている
デッキ受け替えとビル地上部の解体が終わった西側ではありますが、未だ建物の地下階や基礎はそのまま残されている状態です。
地面にポッカリと開けられている2箇所の穴。階段が残されており、作業員が既存建物の地下階へと下りる事が出来るようになっています。
地下吹き抜け広場に面する三宮ターミナルビルの地下階エントランスは手付かずで残されたままです。基本的に地階や基礎等の地中障害物撤去は新築建物の建設と共に行われる為、新駅ビル着工まではこの状態を維持するものと思われます。
今秋までに地上部東側に残る最後の躯体解体が完了した後、新駅ビルの建設を開始するのかどうか。阪急は駅ビル建て替えを既に完了した今、JRもこのままではいられません。
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地下吹き抜け広場の部分は地下鉄へ繋がる重要な連絡通路でもあるので閉鎖する訳にもいかず撤去できないのではないかと思います。
さんちかと地下鉄間にできる新たな通路は、時期的にも、ここの吹き抜け広場を閉鎖するための準備ではないかと考えています。
世間も一足先に駅ビルを完成させた阪急を流石阪急と思っている筈ですし、早く概要を発表して着手しないとますますJRのイメージは低下しますね
いつになったら計画発表されると思いますか。
以前別の方も書いておられましたが、平凡な色気のない、
特徴のない開発をするぐらいなら、数年(さらにもっと)
このままか放置か、仮の建物の方がまだマシですね。
JRも財政的に相当厳しいでしょうから。