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神戸三宮阪ビルの建設・リニューアルと共に再整備が行われたサンキタ通り。石畳のプロムナードに生まれ変わり、フラットな歩行者空間としてこれからの三宮の賑わいを牽引する存在です。
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夜の帳が下りると雰囲気が一変する
夜の帳が下りると、この通りも雰囲気が一変します。美しくライトアップされる神戸三宮阪急ビルの東館部分と同様に西館や通りの照明演出によって様変わりします。
東館とサンキタ通りの境界部分です。東館から暖かな光が通りの一部も照らしています。軒下まで石畳が敷かれているので、通りが建物内まで入り込んでいるようです。
外に一歩出ると、新設されたポール式の照明がお出迎えです。シルクハットを被ったようなポールの頂部が明るく光り、その下の円筒部分も明かりを灯します。
西館の照明とポール照明、そして既存のアーケード下の照明の明かりがサンキタ通りを包み込んでいます。
本来であれば多くの人々が闊歩し、西館のテナント前にはテラス席が設けられて、飲食を楽しむ人々に溢れた光景を見られる筈でした。
テイクアウトのみで営業していたスターバックス。店の軒下の窓辺でテイクアウトしたドリンクを片手に新しく美しく生まれ変わったサンキタ通りの雰囲気を楽しむ人の姿が見られました。
既にご紹介した新築の東館の美しく荘厳なライトアップにも負けず劣らず、西館の夜の変貌ぶりも想像以上でした。
南北通路もそこだけを切り取るとまるでヨーロッパの街のようです。
全ての柱に間接照明が取り付けられており、柔らかい光で建物を照らしています。
各柱に取り付けられている番号表示のデザイン装飾にもLEDが備わり、装飾を柱の上に浮かび上がらせる演出が行われています。
遠目から見るとこの通り。装飾が光っています。
西側の南北通路は紫のネオン調LEDが設置されているのでアジア且つ近未来的な雰囲気です。
三宮クロススクエアの整備が進むと、三宮駅周辺一帯がこのサンキタ通りのようにリニューアルされるものと思われます。
唯一、店内も含めて営業していたのはKOBEニューワールド。1-2階フロアの灯りが通りを照らします。
西口広場から生田ロードに掛けての高架下は開業直前から改修工事が開始されたので未だに仮囲いが設置されています。どのように仕上げられるのか。テナントは変わるのか。こちらもリニューアルオープンが楽しみです。
横丁ストリートはサイバーな雰囲気を持つ空間へ
南側の横丁ストリートはサンキタ通り以上に閑散としてしまっていましたが、パープルのネオン調LEDと向かいのJR高架下の雑然感がリドリー・スコットの映画の世界のようです。
南側もテラス席が設けられるスペースが確保されています。
1軒のみ営業している店舗がありました。昼間も点灯しているこのLEDですが、俄然、夜の存在感が凄いです。このサイバー感は斬新ですね。
神戸三宮阪急ビルは非常に照明演出と夜間景観にも強い拘りを感じさせる駅ビルです。建物の規模では梅田阪急ビルの足元にも及びませんが、ディテールへの心配りはそれ以上です。
サンキタ通り周辺の再整備はまだ完成には至っていません。駅前広場の仕上げや通りのアーケード下の石畳舗装、高架下西側のリニューアル等がまだ残されています。これらの完成時には本来在るべき姿のサンキタ通りの賑わいを見て、感じて、体験したいですね。
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本当に見違えるように生まれ変わりました。
緊急事態宣言で人通りが抑制されているのが残念でなりません。
北側の店の並びが、阪急側の並びと呼応するように、感じがよくて国際的な飲食店が増えると、グルメストリートになりますね。神戸に求められているのはこういった街並みだと思います。阪急の伝統のアールデコ調モダンが存分に生かされていますね。広場の完成が待ち遠しいです。
一方、JR三ノ宮駅やセンター街は、洋風モダンのみにこだわらず、最先端の「現代性」を求めても良いとも思います。明治の頃から20世紀初頭は、洋風が「最先端」だったように、22世紀を見据えた21世紀の「最先端」(=スマートシティ?)を神戸で見てみたい。
テーマパークのような仕上がりですね。
コロナ明けにはこの施設での飲食が増えそうです。
リドリー・スコット…わかります(笑)。
西洋人が思い描くアジアの路地裏飲食街ですね。ここには、映画やTVドラマ撮影に利用されそうなスポットが沢山ありますね。阪急鉾のビルを間違いなく神戸を代表する建物に仕上げてくれましたね。感謝です。