ジェイアール西日本ホテル開発が発注し、大鉄工業が進めていたJR三ノ宮駅前南側広場の温泉掘削工事。事業期間は今年の9月末を予定していましたが、この週末には櫓の解体が開始されていました。
予定期間よりも1ヶ月も早い解体開始ですが、これは温泉が想定よりも早く湧き出たということを意味するのでしょうか。近々、JR西日本からその発表を期待したいですね。
ホイールクレーンを使って櫓の鉄骨を一段ずつ先端から丁寧に解体しています。
解体した櫓の鉄骨は隣に綺麗に重ねられて置かれていました。芸術的なクレーンさばきですね。このままトラックに載せて撤去し、また別の現場で使用するのでしょうね。
温泉掘削が終わったとすると、やはり次に期待したいのは新駅ビルの計画と温泉の活用方法です。
JR西日本が温泉掘削の申請を行ったことが神戸新聞に報じられたのは2014年2月。それから1年半が経過し、その温泉掘削も完了しました。朝日新聞や産経新聞が新ターミナルビルについて報じたのが2013年3月。以来すでに2年半が経過しています。報道では2021年度の完成予定ということでした。6年後と考えると、そろそろ既存ビルの解体に着手する必要がありますが、この温泉掘削完了が何を示唆するのかについて考え出すときりがありません。阪急神戸ビルのようにテナントの閉店予定はまだ聞こえてはきません。既存ビル解体にはOPAの閉店やターミナルホテルの閉鎖が必須です。
JR三ノ宮駅前の櫓の解体開始
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