JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル開発準備工事が12月より次の工程へ 新駅ビル本体工事は24年春より着手



今年6月より着手したJR三ノ宮新駅ビル開発の準備工事。まもなく半年が経過しようとしており、先日も中央幹線のガリバートンネルことA14出口の閉鎖が話題になりましたが、これに関連していよいよ次の工程に進める為の工事計画と動線の切り替えが発表されました。



遂に来月12月より南駅前広場内のロータリー全体を閉鎖し、ロータリーと駐車場も供用が停止されます。



計画によると、広場を閉鎖すると共に中央幹線の東行き車線でヤードの整備も開始します。これを補う車線切り替え工事が進行していますが、これも完了する予定です。



既にこの広場閉鎖の準備として、広場南側の中央幹線へのアプローチは閉鎖されました。



まだガリバートンネルは存在していますが、その横に立ち入りを禁止するフェンスが設けられました。



ロータリーの閉鎖に伴う南側のタクシー乗り場の代替機能がポートライナー三宮駅の真下に整備されています。



仮設ロータリーがほぼ完成しています。以前は三ノ宮駅ホーム柵の設置の為、資材ヤードとして使われていました。



ただタクシー待機場は存在しないので、あまりキャパシティはありません。北駅前広場にに需要が移りそうです。また一般車のロータリーはありません。



更に1月には、三宮ターミナルビルの地上躯体解体開始時から供用されてきたこれまでの仮設動線も全て閉鎖されます。



但し、神戸阪急への歩行者デッキと接続する新たな仮設歩道橋をミント神戸前から設置し、東西間の動線は確保される計画です。またフラワーロード側からデッキに上がれるよう仮設スロープも構築されるようです。



また地下に至っては、三ノ宮駅とさんちか味ののれん街を結ぶ南北地下通路も閉鎖されます。ミント神戸地下のエム・マルシェへのアクセスは継続確保されます。



いよいよ広場内に大型重機が入る解体工事が開始される模様です。これで一気に駅前は再開発ムードが溢れる事になるでしょう。新駅ビルの本体工事については、来春より着工する予定です。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナル撤去工事 4-5階まで解体撤去が進む いよいよ南側デッキの撤去も開始

2020年4月1日
こべるん ~変化していく神戸~
解体が順調に進む三宮ターミナルビル。もうかなり縮小してきたので、高さ的には低層ビル並みになりました。かつての最高高さの半分にも満たない状 …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅開発準備工事 いよいよ今週金曜日より南駅前広場閉鎖へ 三宮センター交番の解体撤去も開始される

2023年11月29日
こべるん ~変化していく神戸~
いよいよ今週金曜日よりJR三ノ宮駅南駅前広場が閉鎖され、本格的な大規模駅前改造が開始されます。国鉄時代からも含め三ノ宮駅がここまで大 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です