JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル新築他工事 敷地北東側では遂に次工程の工事へと移行!


JR西日本中期経営計画三大プロジェクトの最後の案件となったJR三ノ宮新駅ビルの開発。地上30階 地下2階 高さ155m 延床面積9.15万平方メートルのランドマークタワーの建設工事が4年後の完成を目指して進行しています。



非常に長らく続いてきた駅前広場内の地中障害物解体撤去工事が終わり、遂に広場北東側から新たな工事へと移行しました!



広場の北東側には新たに「人の広場」と呼ばれる駅前広場の整備が計画されています。地上には南北方向に回転する新たなタクシー・一般車用ロータリーを、そしてその上空に人工地盤を設け、駅前の交流・にぎわい拠点とする計画です。



また広場の地下には駐輪場や駅ビル地下の駐車場へのアプローチスロープ等も設けられる予定です。進行中の工事は山留を構築した上で、対象エリアの掘削を行い、これの崩落を防ぐ為の鉄骨の切梁の設置を進めています。



同時に重機が中央に進入できるように乗り入れ構台も構築されています。

地中障害物撤去は表面には工事の進捗が分かりずらいどちらかと言えば地味な工程でしたが、ようやく前に見えて進捗が分かる工程に移行しました。



一方、敷地の南西側の駅ビル本体の建設予定地ではまだ地中障害物の解体撤去が続いています。稼働中の青色のクローラークレーンは基礎工事や地下解体のプロフェッショナルである丸五基礎工業保有です。



中央幹線側のヤードはスッキリとしています。建設工事が本格化すると今後は資材置場や建設現場事務所として活用される事になるでしょう。



ようやく解体から建設工事らしくなってきましたね。やはり駅ビル本体よりも駅前広場の整備が先行している為、新ロータリーの供用は駅ビル完成前にも開始される可能性があるのではないかと思われます。進路を跨ぐ歩行者デッキの工事の進捗にも左右される可能性はあります。今後の工事の展開が楽しみです。

関連記事
JR三ノ宮新駅ビル

JR西日本は新三ノ宮駅ビルを単独開発する必要はない 共同開発や定借権での他社開発も視野に入れるべき

2021年7月21日
こべるん ~変化していく神戸~
  地上部の解体が中途半端な形で終わり、コンクリートの簡易広場になってしまっているJR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル跡地。昨年度に都市計画決 …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 北面外側アーケードで鉄骨工事が進む アーケード壁を構築?

2019年12月31日
こべるん ~変化していく神戸~
外部では撤去工事が進んでいる三宮ターミナルビルですが、三ノ宮駅の中央改札外コンコースに面した内側では目に見えて解体工事はまだ殆ど未着手で …
JR三ノ宮新駅ビル

JR三ノ宮駅ビル開発工事に伴う地上・地下動線の切り替え開始 12月から来春に掛けて2段階で進行予定

2024年11月13日
こべるん ~変化していく神戸~
JR三ノ宮駅ビル開発工事は順調に進行していますが、神戸市、JR西日本、UR都市機構から来月よりいよいよ地上や地下の更なる動線切り替えを開 …

POSTED COMMENT

  1. ディエゴ より:

    いつも楽しく読ませていただいてます!
    何を隠そう兵庫県庁の職員です。
    三宮の駅ビル楽しみですね~
    大阪湾岸道路が出来る頃、私は免許証を返納してると思いますが、通行出来ることを楽しみにしていますww

  2. M より:

    工事現場の真ん中にある木ってなんで残されてるんでしょうかね?

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。