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昨年から導入設置工事が進められてきたJR三ノ宮駅ホームの昇降式ホーム柵。3番ホームには既に昇降機が設置完了していた事をお伝えしていましたが、いよいよ2番ホームにも機械が入りました。
240mに渡って縦列するホーム柵昇降機。
昇降機周辺の状況・状態を確認するモニターも取り付けが完了しています。
このホーム柵の設置には11.9億円が投じられており、国、県、市からも助成金が出ています。
工事が先行した3番ホームでは10月20日よりホーム柵が稼働を開始する予定です。2番ホームについても年内には稼働するようです。
新快速の停車する1・4番ホームへの導入は未定との事で片手落ちの感が否めないのですが、15分に1度の発着頻度だと費用対効果の面で導入に二の足を踏んでしまうという事でしょうか。12億円は確かに大きな費用です。ただ安全への配慮はJR西日本が最も気を配る必要のある投資ではないでしょうか。企業姿勢が問われるような気がします。
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1・4番線は新快速・特急(はまかぜ、スーパーはくと)以外に14両(通勤型車両で15両分)の寝台特急の長さに合わせているため、要検討ということだと思います。
震災後西口側ホームをエスカレーター設置等で改築したため、従来のホーム有効長から2両分足りなくなってしまい、神姫バス三ノ宮バスターミナル側にホームを延長して寝台特急に対応しています。
この延長部分(特に上り)は、ホーム幅が狭い上に耐荷重不足でホームドアを設置できません。
12両より長い部分は『ホームドアなし』にする方法もありますが、JR西日本管内でも一部なしにするというのは前例がないため、悩ましいところでしょう。