解体作業の進捗がより鮮明になってきた三宮ターミナルビル撤去工事。ビルの大きさが明らかに小さくなっている様子が見て取れるようになりました。
OPAの看板の入ったシースルーエレベーターの南西側の塔屋が完全に消滅しました!
フラットになったかつて塔屋があった部分です。またタワークレーン1号機を支える為に既存建物との固定に設置されていた補強材も姿を消しました。
その分、タワークレーン1号機は高さが低くなりました。
外壁パネルは1枚1枚丁寧に剥がしてタワークレーンで釣り下ろしています。
これをダンプに積み込んで搬出するという地道な作業で解体を進めているので、非常に時間の掛かる解体工事です。
しかし確実に、着実に建物の大きさは縮んでいます。
作業工程を見ると、取材時に取り外されていたのは北面3-6階の外壁だったようです。また地下階の内部解体も同時進行で進められているようです。
神戸阪急が向かいに開業しました。JR西日本は駅ビル開発の内容の決定に阪急の動きを注視している感はあります。阪急が既存施設をまだ暫く活用する選択をした事で、同時期の開業による過当競争を避ける事が可能になる事によって、JRはある意味、安心して新駅ビルの計画を進める事ができるのではないでしょうか。
JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 西側塔屋消滅 タワークレーン1号機も高度を下げる
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