現状、神戸最高峰の超高層ビル「御影タワーレジデンス」が3月の竣工以来、夜間の頂部ライトアップを開始しました。通常、逆皿状の塔屋とヘリポートを備えた建物の場合、建築物と上部工作物の間にはそれなりの空間が作られることにより、工作物底面を下から照らすことで夜間の照明演出を行いますが、この物件の場合はその空間が比較的狭いので、どういった形でのライトアップが施されるのか興味がありました。
ご覧のように、ここ最近、竣工した神戸の都心タワーと同様に暖色系のライトアップが行われています。基本的には塔屋を全体を下部より照らし上げる形です。塔屋と建物本体の間にある「空間」の狭さに加えて、高さがあるので御影駅前広場から見上げても、線状の光の帯が塔屋を縁取っているように見えます。
公式サイトに掲載された完成パースの夜景版では、四隅を白色系の照明で照らし上げる案が描かれていたので、演出方法を変更したということでしょうか。
フォレストプラザのある西側から見上げると、セットバックしている隅部のお陰でL字型に光輝く塔屋が見えています。
フォレストプラザを中央に挟み、南北の両側から弧を描くようにエントランスへのアプローチが整備されており、ファサードも落ち着いた夜間照明演出が施されています。
やはり距離を取ると、どう頂部がライトアップされているか分かりやすくなりますね。光量もあるので、これはこれで美しいと思いますが、やはりパースの様に隅部にもライトを当てて欲しかったと思います。暖かい印象を与える暖色系とクールな印象を与える白色系の二種類の照明を使った演出も新鮮だと思われます。
例えばこんな感じはどうでしょう?激変する訳ではないですが、印象は結構変わるかと思います。
これで常時、ライトアップが施される神戸市内のタワーマンションは9棟となりました。
常時、点灯しているタワー
御影タワーレジデンス
D’グラフォート神戸三宮タワー
ジークレフ新神戸タワー
神戸芸術センター
ライオンズタワー神戸元町
須磨コーストタワー
アーバンライフ神戸三宮ザ・タワー
エルグレース神戸三宮 タワーステージ
ビュータワー住吉館
季節限定で点灯するタワー
トア山手ザ・神戸タワー
キャナルタウン中央
以前、点灯していたタワー
イーストコート3番街
KiLaLa住吉
ライトアップタワーズ -御影タワーレジテンス-
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