7月に開館した新しい中央区総合庁舎。早いもので既に2ヶ月が経過しました。
神戸市は再開発で誕生する一定規模以上の新しい建物にライトアップによって照明演出を図り、観光資源として街の賑わいに貢献する事を方針として明確にしています。
よって市の庁舎も積極的に照明演出が行われています。
新中央区総合庁舎の夜の姿を確認してきました。想像以上に美しい演出が施されており、周囲を圧倒する程の存在感を放っています。
闇夜に浮かび上がる不夜城のように低層部と高層部の構造の異なるファサードに様々な照明が当たっています。
ピロティ下は各柱の上部からライトが柱に当たっています。
低層部は内部からの光も外に漏れ出て、非常に印象的です。色の温度は低く暖色で統一されています。
幅の広い歩道も庁舎の明かりによって暖かい光に包まれています。
平日の夜は庁舎のオフィスの明かりも加わって、もっと光り輝いているのではないかと思います。
気になったのは、庁舎の北隣にあるストロングビルの照明演出。こんなに美しくライトアップされているとは知りませんでした。
現在はこの中央区総合庁舎とその隣のストロングビルのみが目立つ存在ですが、庁舎シティの再開発が完了すると、昼間も夜の景観も激変する事になります。
昨年より頂部のLED照明を更新した事によって毎夜のライトアップを再開した高層庁舎の1号館と共に、東町筋の雰囲気が大きく変わりました。以前の夜の東町筋は水銀灯の街灯と暗い2、3号館に挟まれた寒々しい通りでした。
この次は建設中の連絡ロビー・エネルギー施設が完成すると、この建物も照明演出が行われるのでしょうか。ただ2号館跡の複合ビルが出来ると、1号館との間で、超高層ビルに挟まれてしまうので、その存在に気づく事は難しくなるのかもしれません。何れにせよ今後の変化も楽しみです。
新中央区総合庁舎の夜景 東町筋を暖かく美しい光で包む
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク