ポートアイランドII期

ナンバースリーがポーアイ進出

#032

頭髪用化粧品・医薬部外品の研究、開発および製造販売を手掛ける株式会社ナンバースリー(資本金1億円・従業員数154名)がポートアイランドへ進出することが決定しました。進出予定地は甲南大学ポートアイランドキャンパスの西側の敷地約6000平方メートル。元々は古野電機が進出を予定していた土地です。

#301

現地ではボーリング調査が行われています。同社はここに延床面積6400平方メートルの建屋を建設。現在、茨木市に置く本社、研究所、及び茨木と伊丹にある生産工場を神戸に集約して一体運営を行います。4月に着工、来年2月に竣工予定。稼働すると従業員110名が就業する予定です。医薬部外品も手掛ける同社の進出で、更に医療産業都市の集積度に厚みが増すことになります。

#303

敷地の向いにはユミコアジャパン(研究所・工場)や医薬品等の包装資材を製造販売するカナエ(研究所・工場)が進出しています。

医療産業都市エリアの進出条件として単なる生産工場は認められておらず、必ず研究拠点を置く必要があるようです。知の拠点を目指すポートアイランドII期は着実にその目標に向かって歩を進めています。一定規模の企業までであれば研究所と生産工場を移転するとなると、本社機能も集約したほうが効率的な場合も多いと思われます。ポーアイの企業進出ではこうした条件がうまく奏功して企業本社の集積が進んでいます。

#304

おまけですが、理化学研究所の融合連携イノベーション推進棟建設予定地も現況を確認してきましたが、まだ本格的に建設工事が開始される様子はありませんでした。



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POSTED COMMENT

  1. レモン より:

    いつも興味深い記事をありがとうございます。
    医療産業都市としてかなり集積が進んできましたね。
    同一産業の集積は知や技術のスピルオーバーによって更なる技術革新を引き起こします。
    しかしそれを実現するためにはただ企業や研究施設を集めるだけでは意味がありません。その場所が働くだけでなく住み、楽しむ場所でなければ場所としての魅力にかけます。
    世界のハイテク産業の集積地であるシリコンバレーには遅くまで空いているバーやクラブ、また居住場所も多く、街として常に多くの人々の交流が盛んになる中で日々優れたアイデアや技術が生まれてきています。
    日本なら渋谷がいい例になるのではないでしょうか。
    一方で日本ではこれまでから多くの産業集積の試みがおこなわれてきましたがどれもただ企業を集めようとしただけで、結果中途半端に終わってしまっています。
    したがってポートアイランドがここからさらに集積をとげ、世界的にも有名な医療産業都市として進化するためにはハードの面だけではなく、そのようなソフトの面を整備することに気を使わなければならないと思います。
    そして今後のさらなる発展に期待したいですね。

  2. カン より:

    地元紙が得られないような情報でも、こべるんさんのブログに来れば何か
    新しい情報が得られますね。本当に凄いです。

    レモンさんのお話は本当に的を得ている様に思えますね。一時期阪急のお偉いさんが
    ポーアイに鉄軌道を敷く構想を述べたようですが、神戸市が利権を手放すのを嫌って
    蹴ったようです。都市開発というのは、そのようなレベルの話では収まらないと思うの
    ですが。
    どうも以前の市政は機動的な動きは期待薄でした。

    新市長になってから、どのようなアクションがこれから起こされうるのか、注意深く
    みていきたいと思います。

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