ポートアイランドII期

ポートアイランドプロジェクト最新状況 医療産業都市 Part1

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ポートアイランド2期地区で整備の進む医療産業都市。国内最大のバイオクラスターとして躍進と成長は続ています。伊藤忠メディカルプラザと仮称が付けられている施設の建設がスタートしました。

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ダイワハウスが設計・施工を受注。フロア構成は以下の通り。

1階: 地域交流フロア
2階: 多目的フロア
3階: 国際交流・研修フロア
4階: 研究フロア

用途:研究所・事務所
敷地面積:1,001.01㎡
建築面積:497.71㎡
延床面積:1,815.78㎡
規模:地上4階
構造:鉄骨造

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神戸国際医療交流財団が伊藤忠商事が同財団に寄付した5億円を財源に整備される施設で、国内外の医療関係者に最新医療機器の使用法の研修を行ったり、企業研修の場を設けます。

今年10月に開館予定です。

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伊藤忠メディカルプラザの向いで建設中なのが、神戸国際フロンティアメディカルセンター。今年7月の竣工を目指していましたが、秋まで開院は遅れるようです。

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120床の病室と下記の診療科を備えます。

•消化器内科
•消化器外科
•内視鏡外科
•移植外科
•腫瘍内科
•放射線科
•病理診断科
•臨床検査科
•麻酔科

生体肝移植を含む消化器疾患治療の専門病院となります。

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施設は地上8階建て延床面積は13,407平方メートル。

計画を取り巻く環境が目まぐるしく変わり、それらに翻弄されてなかなか着工には漕ぎ着けることができませんでしたが、ようやく医療産業都市の要となる医療施設が誕生を迎えます。

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ポートアイランド南公園越しに見た伊藤忠メディカルプラザ、神戸国際フロンティアメディカルセンター、IMDAの3ショット。隣接する施設が連携して、先端医療の更なる高度化と活性化を図ることがバイオクラスターの役割です。ようやく医療産業都市の名に恥じない装いとそれに伴った中身が整った感があります。

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改修造成中だった南公園の一部。改修は完了しましたが、芝の養生を優先させるため、まだしばらくは開放されないようです。これまでは単なるだだっ広い公園でしたが、今後は医療産業都市の中のオアシスとして重宝されることでしょう。

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中央市民病院の向かいで建設中の神戸市民病院機構新港島職員寮。基礎工事が終わり、地上階の躯体工事が開始されていました。南北に細長い板状の9階建の建物になる予定です。大規模医療施設が増えているので、今後も周囲にこうした職員寮も増えていくかもしれません。

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IKEAポートアイランド店の西側の用地で新たな開発プロジェクトがスタートするようです。以前から仮囲いが設置されて造成工事をしていましたが、少しずつ概要が分かってきました。

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現地に掲示された「建築計画のお知らせ」ではなく「開発行為に関する工事の許可標識」。「弘貴第3ビル新築工事」と呼ばれるプロジェクトで敷地面積は約6,737㎡。これを第一工区と第二工区に分けて開発を行うようです。用途は店舗、事務所、共同住宅。2棟のビル構成となるということでしょうか。

かなり大きな敷地である為、ビルの規模もかなり大きくなるものと予測されます。事務所と店舗の建物というのも興味をそそります。ただこれ以上の概要は分かりません。

なぜかポーアイ地区には建築計画のお知らせは掲示されません。そもそも建築計画のお知らせは「神戸市民の住環境等をまもりそだてる条例」によって事業者に掲示が求められています。一定の高さを持つ建築物(地域・容積率によるが10m/15m以上の高さ)の建設に義務付けられていますが、下記地区はこの条例から除外されています。

① 都市計画法による臨港地区
② ポートアイランドの一部、六甲アイランド、神戸空港
③ 流通業務市街地の整備に関する法律による流通業務地区
④ 都市緑地法による特別緑地保全地区

これらのエリアには基本的に住宅が存在しないので、「住環境等をまもりそだてる」には該当しないということでしょう。

従って「開発行為に関する工事の許可標識」が設置されています。

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IKEA以外の大型商業施設は全て撤退してしまったポーアイ2期地区。事務所、研究所、工場、物流施設の進出が続く同地区ですが、新たなにどんな施設がこの場所にできるのか。期待と不安が入り混じります。

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医療産業都市は現在、発生・再生科学総合研究センター(CDB-Center for Developmental Biology)の存続問題で揺れています。STAP細胞問題が肥大してCDBの存続自体にまで発展し、市や県も火消しに躍起になっています。理研神戸研究所の中核施設だけにセンターの解体となった場合、医療産業都市が受けるダメージは計り知れません。STAPを引き起こした理研の体質改善は必至ですが、再生医療の中核研究施設として体制は変えても、センター自体を解体する必要はないかと思われます。戦略特区も始動し、追い風が吹く今、関西の他医療拠点に後れをとることは許されません。迅速に方針を決定し、医療産業都市の更なる推進強化を進めてほしいと思います。

Part2に続く。



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