浜辺通6丁目計画

浜辺通6丁目計画

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長谷工コーポレーションが三井倉庫より購入した浜辺通6丁目の駐車場(敷地面積5,500平方メートル)は、4月の土地引渡しの為に閉鎖され、アスファルトが剥がされて更地化が進められています。

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都心に残る貴重で巨大な一等地の開発がようやく開始されます。

当ブログをご覧頂いているsirokumaさんの情報によると、長谷工が神戸の不動産会社大手と共同で600戸クラスの分譲マンションを計画しているそうです。以前にも記事内で述べましたが、本当に600戸クラスのマンションとなるとタワーになることは確実ですが、その戸数を供給するにはかなりの階層が必要となります。

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竣工したばかりの神戸最高層建築であるシティタワー神戸三宮(地上54階 高さ190m)の総戸数が640ですから、600となるとこれにほぼ匹敵する規模となるのです。おさらいですが、シティタワー以外に同規模の敷地面積と戸数を持った全国のタワーマンション例は以下の通りです。

アウルタワー(東京)
地上52階
高さ188m
敷地面積5,801㎡
総戸数608

The Kitahama(大阪)
地上54階
高さ209m
敷地面積4,700㎡
総戸数465

クロスタワー大阪ベイ(大阪)
地上54階
高さ200m
敷地面積5,568㎡
総戸数456

The Tower Osaka (大阪)
地上50階
高さ177m
敷地面積5,697㎡
総戸数556

全て50階クラスで高さは170m-200mに達しています。

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この計画が実現すると、フラワーロードの裏通り沿いに神戸国際会館、D’グラフォート神戸三宮タワー、三宮ミュージアムタワー、神戸商工貿易センタービルと長谷工のタワーレジデンスの合計5棟の超高層ビルが縦列する圧巻の景観が生まれることになります。

計画概要の発表が非常に楽しみです。



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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    こんにちは。
    余りにも自然な佇まいなので合成図と気づきませんでした。
    その後も複数の方からこの計画について聞きましたので順調に進んでいるようです。ただ戸数については500前後という人が多いのでお知らせしておきます。
    この場所は、三宮にしては、まだまだ人気が少なにのでビルよりマンションの方が良いかもしれませんね。楽しみです。
    ところで長谷工は超高層も自社施工でやっていましたっけ?

  2. ぽんた より:

    ここは昔よく駐車してました。いつの間にかこんなことになってるんですね。JRや阪急阪神から遠いのがネックか。でも幹線道路沿いじゃないから静かでいいかもですね。土地の形もいいから設計しやすそう。でも、かなり敷地広いので、少し横にも広げて高さは40階前後のマンションとみた。って、適当です(笑)

  3. しん@こべるん より:

    sirokumaさん

    500戸クラスでも150m以上の建物には間違いなさそうですね。少なくとも長谷工の独自タワーブランドはありまえせんね。

    ぽんたさん

    幹線道路沿いではありますが、敷地が南北に広いので一定の距離を採る事は可能ですね。眺望と南向きを考えると、南北に敷地を使う横長タワーはあまり効率が良くないかもしれません。建築面積を抑えて容積率を使ったタワーになるのではないでしょうか。

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