神戸・甲陽音楽・ダンス専門学校の新校が建設中の旧居留地・伊藤町。来春の開校予定で鉄筋コンクリート造 地上7階建ての校舎ビルです。
3階の躯体工事が進んでいます。この建物は4階までが低層部でピロティ空間のあるモダンクラシックなデザインとなり、5-7階はセットバックして、デザインもシンプルな構造に切り替わります。
地上躯体の工事が始まるまでは長かったですが、これから上棟まではあまり時間は掛からなさそうです。
神戸三宮伊藤町計画に近接している東遊園地。芝生化された広場は二回目の越冬を終えました。ルミナリエ時に完全に消失した芝。昨年は芝を復活させる為にあらゆる保護策を講じましたが、今年は敢えて芝の持つ自然の回復力を試すという事で昨年程の対策は実施されませんでした(一時、発育を促すシート掛けは行われていました)。
芝は復活しました。まだら模様な部分はあります。様々な種類の芝が植えられており、やはり耐久性の高さは芝によって異なるようです。これまでは社会実験の枠内での芝生化でしたが、今後、本格的に東遊園地の再整備が進められようとしています。この一環として、最も耐久力のある芝への全面植え替えが必要になってくるでしょう。
さて東遊園地の再整備ですが、市庁舎2号館の北側に位置する三宮・花時計の公園内への移設、噴水広場のある南側の活用及び用途変更、そして飲食店・カフェを含めた集客施設の公園内への誘致等が検討されています。
東遊園地の再整備は想像以上に速いスピードで実施されるようで、芝生広場を含めた北側リニューアルの完成は市役所3号館跡に建設される新中央区総合庁舎がオープンする2020年度末の直後が想定されているようです。
カフェを建設するとなれば、このイベントステージのある辺りでしょうか。それとも現在、ファーマーズマーケットが行われている並木広場でしょうか。公園の再開発はメリケンパークが先行して成功を収めていますが、大阪では天王寺の「てんしば」や大阪城公園の「ジョー・テラス」はそれ以上の賑わいを生み出しており、特に大阪城公園は商業施設に加えて、文化施設の建設を進めており、更なる進化を遂げようとしています。また大阪は御堂筋での歩行者空間整備を拡大しており、遂には2037年を目標に完全な車両の締め出しを構想として掲げました。公園の集客施設整備による活性化は神戸が大阪を参考とした形でしたが、今回の御堂筋の歩行者空間化は少なからずとも三宮クロススクエアが影響を与えたと言えるでしょう。しかしもし実現した際のインパクトトは三宮以上になるのは間違いなく、神戸はパイオニアとしてのメンツを保つためには構想の実現に30年も掛けている事が出来なくなりました。
記事本題からはかなりずれてしまいましたが、東遊園地の再整備についてはまた別カテゴリーを開設して、本格的に整備内容について取り上げると共に、今後の取材を続けていきたいと思います。
(仮称)神戸三宮伊藤町計画新築工事 甲陽音楽&ダンス専門学校新校
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