新港突堤西地区再開発

新港突堤基部西地区再開発

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住友不動産、SMBC信託銀行、株式会社フェリシモ、株式会社モトーレン阪神、関電不動産を構成員企業とした企業グループが優先交渉権を獲得した新港突堤基部西地区再開発事業。再開発用地の約3.4ヘクタールは昨年度末までの譲渡を予定していました。

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北側の敷地であるA地区には既存建物が複数ありましたが、全解体撤去が完了し、仮囲いが設置されました。

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2ヘクタール以上に及ぶ広大な更地が誕生しました。ここに地上27階建てのツインタワーやジーライオンの本社ビル等が並び立つ予定ですが、まだその姿を思い浮かべるのは難しいですね。

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今秋から一部の施設が建設工事に着手される予定になっています。一番乗りを果たすのはどの施設でしょうか。仮囲いのすでにできたA地区はもういつでも着工できます。大概、こうした大規模開発の場合、建てやすい施設から建設が始まるパターンが多いです。この街区ではSMBC信託銀行が計画している駐車場棟が先に着工するのかもしれません。旭通4丁目も鈴蘭台も共に駐車場棟が先に竣工しています。

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建物の完成時期を唯一、公開しているのはフェリシモです。南側のB地区に新しい本社ビルと商業棟を建設します。2020年9月の開業を予定しており、2019年に着工します。隣接して計画されている水族館は2021年度の開業予定です。従って用地は未だ更地が広がったままで準備に着手する気配も今のところはありません。

となると、やはり年内着工はA地区の可能性が高いと言えます。ツインタワーか、ジーライオンか、駐車場棟のどれでしょうか。商業地域において、どの建物も延床面積が1万平方メートルを越えていますので、着工前には建築計画のお知らせと完成予想パースの掲示があるものと思われます。秋の着工と仮定すると、半年前の掲示が必要になるので、そろそろのタイミングです。ここしばらくは現場を注視したいと思います。



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POSTED COMMENT

  1. kingi より:

    正直、2号線より南って普段全く意識していなかったので
    こんなに広大な土地が生まれるとは思ってもみませんでした。
    早く着工して三宮再開発の呼び水になって欲しいものです。

    それはそうと元アスビオフォーマのビルを一棟借りして
    千寿製薬の研究機関が本社から移転して来ると神戸新聞に記事が出ました。
    200人規模の移転だそうで嬉しい限りです。

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