伊藤町計画

伊藤町計画

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三宮伊藤町ビル北館・南館の解体工事は順調に進んでいるようです。2棟のビル解体後は敷地を集約して地上19階建ての大型分譲マンションが建設される予定です。旧居留地内では最後のマンション供給になる可能性があります。

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ほぼ北側に隣接するダイヤ108と同じ高さになりました。これから更に縮んでいきます。

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上空から眺めた解体現場は興味深いです。

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3台の重機を使ってバリバリと2棟のビルの躯体を破壊しています。こうやって見ると、2棟の建物は外観上は分かれていましたが実際は一体化されていたようですね。

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跡地に計画されているマンションです。兵庫区大開通に建設・分譲されたワコーレ・ザ・神戸ハウス(地上17階・205戸)に似た感じの建物になりそうですが、最上階2層以外のコーナー部にはバルコニーを設けず足元から天井までガラスサッシになっています。この規模の建物では神戸市内では非常に珍しい事です。避難経路を建物中央に設けるのかもしれません。板状の高層マンションだからこそ可能になった設計なのではないかと思います。都心エリアに19-20階建て・60mのタワーマンションを3物件連続で建設している和田興産ですが、そろそろ2棟目となる100m越えを計画して欲しいと思います。



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  1. kenkenbooboo より:

    うろ覚えですいませんが、たしか70~80年ごろの神戸市の都市計画にフラワーロード沿いに建つ建物は高さ制限(低さ制限?)を作って20m以上のビルを建てるよう指導して目抜き通りにするとか、旧居留地のビルの低層階にはファッション関係のテナントを誘致して街全体をファッションタウン化するというものがあったと記憶しています。

    そう思い出して街を見回すと、フラワーロードは10階建て以上の高層ビルが整然と建ち並び、旧居留地はどのビルもブランド店が低層階に入居して若者で賑わうようになりました。

    人々のショッピングの流れは、かつての線としての商店街から面としてのタウンショッピングに変化したのかなと思います。都市計画が数十年という長期に渡って実践されるものと実感できますね。昨今のセンター街は、通りの寂しさを見るともうファッションストリートの役割を終えたのかもしれません。

    久元市長のブログを見ると、三宮構想は【駅前にできる超高層タワーマンションの増加】を憂えていて、ビジネスオフィスビルの増加に対しては期待しているように感じます。ビルの高さ制限はやめて欲しいですが、わたしも増えすぎる高層マンションの懸念には同感です。両方を兼ね備えた虎ノ門ヒルズのような複合超高層ビルなら歓迎ですがね。

    通勤に便利な駅前タワーマンションに転居する流民の方々は東京、大阪など日々大型化する街の様子を見て、あまりの変貌にうんざりして神戸に移り住んだのだと思います。他都市流民があまり増えると神戸に対して旧市民とは別な都市の理想を見て、こじんまりとした一地方都市としての姿を理想として見ているような気がしますから。

    神戸は来年開港150周年を迎えます。まだ都市としてたかだか100~150年ほどの若い街です。1000年の都、京都や数百年の歴史のある東京や大阪に比べるとまだまだひよっこです。都市計画は数十年にも渡って実現されるものなので、わたしたちはもっと神戸市に声をあげて提言していかなくてはいけませんね。

  2. 匿名 より:

    10/24~11/14でボーリング調査が行われるようです

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