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来春までを工期として行われているJR三ノ宮駅の天井耐震補強工事。中央の改札外コンコースの一部がすでに工事を終えてお披露目されていますが、その範囲が更に拡大しました。
切符売り場周辺までの工事が完了し、かなり開放感が出てきました。作業床を支える鉄骨の柱がなくなっただけでも広々としました。
すでに開放されていた天井と同様に丸型のダウンライトが照明の中心になっています。
防犯カメラや非常用出口案内のサインも新しい天井に取り付けられています。まだ柱は天井との接続部に彫刻調の装飾が取り付けられている以外、内部が剥き出しの状態です。これからどんな化粧を施されるのでしょう。曲面にも設置できる有機ELパネルを巻きつけたり、光柱にして新しい三ノ宮駅を象徴する存在に仕立て上げて貰いたいです。
まだ鉄骨の柱や梁はありますが、店舗のある南側の東西通路も作業床が撤去されて、新しい天井がお目見えしています。
こちらはシンプルな造りです。すでに店舗側の壁は改修済だったのでこれと合わせるような形です。
早く全面的に開放されたコンコースを見渡してみたいですね。今後の柱の活用方法にも要注目です。
未着手だった西口側の工事も始まりました。ただでさえ天井も低く柱も多い西口改札外コンコースには手を付けるでしょうか。阪急の駅ビル建設と駅舎にリューアルに合わせるでしょうか。
三宮ターミナルホテルの営業もいよいよ残すところ2ヶ月程になりました。年内にJRからターミナルビルの建て替え計画は発表されるでしょうか。
なんだかんだ言ってもJRの駅ビルはその街の中核となります。JRの駅ビルが広域圏における集客吸引装置となり、駅周辺の不動産価値が高まる事によって更なる開発投資を誘引します。既存中心街も駅周辺の賑わいを引き寄せる為の再開発を活発化させます。そうした活況がもう目前に迫っています。
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