昨年12月より三宮ターミナルビル跡地の東側の敷地を活用して誕生したアウトドアホール「Street Table 三ノ宮」。11月末までの1年間限定の暫定利用での開催だったので、元のアスファルト仮舗装の状態に戻りました。
当初の予定では秋頃までの開催後、新駅ビルが始動する筈でしたが、コロナの影響で計画が一旦、白紙に戻された事による遅れが生じ、Street Tableの開催期間も延長されました。
解体が終わったとされる三宮ターミナルビルですが、まだ地上部の最東端部は残された状態です。無論、地下階についてもまだそのまま存在しています。
来年にはいよいよ新駅ビルの具体的な内容が明らかになる予定です。高さ160mの商業、オフィス、ホテルから構成される複合ビルという構成は先行して完成した神戸三宮阪急ビルと同様ですが、延床面積10万平方メートルと、阪急ビルの新築部分の約4倍となる建物規模における各用途の構成比がどうなるのか。
阪急ビルは三宮再開発の先駆けとして、大きな変化を体現し、三宮北側に新たな賑わいをもたらし、新風を吹き込む事に成功しましたが、施設単体で市外広域圏から三宮に人を呼び込む程の影響力を持っているとは言い難く、真の三宮の活性化にはJR駅ビルやバスターミナルビルの完成が必須です。
Street Tableの代わりに広場にはキッチンカーの出店が登場しています。
新駅ビルの着工は2023年を予定しています。まだこの暫定広場は1年以上の間、維持される事になります。再びStreet Tableの復活はありえるでしょつか。
「Street Table 三ノ宮」が開催終了 三宮ターミナルビル跡地の暫定広場にはキッチンカーが登場してにぎわい創出を継続
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