JR三ノ宮駅天井耐震改修工事もかなり大詰めを迎えてきました。年度末の工事完了まであと3ヶ月に迫っており、段々と完成形が見え始めている場所も所々出てきました。
東改札外コンコースは作業床を支えていた鉄骨の柱や梁は全て撤去されました。
耐震改修が行われた天井や梁は美しく化粧直しが施されています。天井材は軽くて丈夫な樹脂パネルが採用され、丸型のLEDダウンライトが照明の基本になっています。シンプルな折り上げデザインの梁や柱の付け根の装飾も以前のモルタルからパネル化されたようです。
まだパネルの付けられていない天井や梁の様子です。天井の全体的な軽量化が図られました。
天井の改修が終わった部分はこれから柱の仕上げが始まります。構内には丸型と角型の柱が存在します。柱の下の部分はステンレス製のパネルが取り付けられいます。
中央コンコースの丸型の柱は外周に軽量鉄骨が組まれて角型同様に下部はステンレスパネルで覆われました。ステンレスのままが最終形ではないでしょうが、このままでも未来的な雰囲気でお洒落感があって良いと思います。
中央コンコースはすでに南側の作業床は撤去されていますが、中央部から北側はまだ無骨な鉄骨の梁と柱が並んでいます。ただようやく作業床は撤去されたので、明るくなり始めています。コンコース全体が元のように開放的になるまでにもうそんなに時間は掛からないでしょう。
改札内コンコースも一部の作業床は撤去され始めています。
今回のJR三ノ宮駅天井補強工事ですが、神戸市中心部を走るJR神戸線高架下耐震化工事の一連の一部として実施されています。三ノ宮駅だけではなく、神戸駅、兵庫駅も同様に天井と柱の改修工事が同時進行で一斉に行われています。
今回の工事は耐震化のみでなく天井と柱も美装化されており、駅舎のリニューアルという側面もあるのですが、工事開始前には通常行われる公式発表がJR西日本からはありませんでした。従って工事の内容のみならず、完成形がどのようになるのかも全く想像ができないままです。
大阪環状線改造プロジェクト、姫路駅の中央改札口リニューアル、茨木駅、広島駅東西自由通路等、JR西は他駅のリニューアルについてはいずれも公式発表を行って大規模な改修を進めています。
公式的なリニューアルは三宮ターミナルビルの建て替えと合わせて進めたいと考えているのでしょうか。ただそうなるとあと7年は掛かってしまう事になります。他駅のリニューアルで実施されている案内表示や電光表示板の更新はいつになるのでしょう。大阪駅ビルの建て替え完了後、次の再開発対象となるターミナル駅は京橋、天王寺、三ノ宮、広島のどれかと予想されていましたが、三ノ宮を先行としながらも、京橋や広島も同時に進める様相です。天王寺は既存の駅ビルMioを改装するようです。
ひとまずは来年3月の天井補強工事の完了とその完成後の様子を確認したいと思います。
JR三ノ宮駅天井補強工事
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JR三ノ宮駅は南側駅ビルの動向に注目してますが、もう一つ北側に駅舎が新装されないかなと期待してます。
北側から三ノ宮駅を見ると、まるで田舎の駅舎かと思うほど開発から取り残されていて残念です。
電柱、歯抜けのガード下、個人商店の並び、パチンコ屋などJR姫路駅ナカのようなショッピングセンターと比べると悲しくなります。この機会に、この辺もリニューアルお願いしたいです。
出来れば、橋上駅舎でポートライナー、JR、阪急駅が面一になって歩いて往来出来たらベストなのですが。
JR三ノ宮駅は南側駅ビルの動向に注目してますが、もう一つ北側に駅舎が新装されないかなと期待してます。
北側から三ノ宮駅を見ると、まるで田舎の駅舎かと思うほど開発から取り残されていて残念です。
電柱、歯抜けのガード下、個人商店の並び、パチンコ屋などJR姫路駅ナカのようなショッピングセンターと比べると悲しくなります。この機会に、この辺もリニューアルお願いしたいです。
出来れば、橋上駅舎でポートライナー、JR、阪急駅が面一になって歩いて往来出来たらベストなのですが。
「えきまち空間」基本計画のイメージ図をよく見ると、JR三ノ宮駅ビルの概要が何となく分かりますね。
1~10階が商業テナント(ルクア?)、11~17階がオフィス、18階から確認できた24階以上がホテルで、ホテル階が20階以上として37階建て以上で150~160mぐらいと推測します。
三宮交差点前の南西玄関はアール状で8階までガラス張りのアルミカーテンウォール仕様かと思います。
たぶん、市と共同でデザインされてきたもので、JRビル概要が規本となって三宮交差点四方のビルにも適用されるものと推測します。
交通センタービルも建て替え時、13階建て高さ60mぐらいで同様に三宮交差点向けの東南面はガラス張りになると期待しています。