先週、とうとう起工式が開催されたJR三ノ宮駅ビルの建設される南側駅前広場。既に地下駐車場や三宮ターミナルビル一部を残して既存設備や施設の大方は撤去が完了しました。
起工式に先立ち、JR西日本が発表した駅ビルの着工についてのプレスリリースには、夏以降に動線切替と仮囲いの設置を行うという、不可思議な一言が含まれていました。
駅ビル及び再編される駅前広場の敷地をぐるりと囲った仮囲いは既に大方の設置が完了しているにも係らず、何故、このようなコメントがはいったのか。
地上設備の解体撤去工事が進む中、実は気になる工事が広場東側で同時に進んでいました。写真左端に中央に穴の開いた白箱、右端に黒箱が確認できるかと思います。
ミント神戸側にあるこの箱は地中を掘削した上で構築されており、鉄筋コンクリートの強固な造りになっています。
2019年に三宮ターミナルビルの解体開始前に仮設動線の確保の為、階段やエレベーターが新設されましたが、これらを彷彿とさせる動きです。因みにこの4年間、活用されてきた仮設動線設備も全て撤去が完了しています。
これらは新たな仮設動線を確保する為に行われている基礎の構築なのではないかと思われますがどうでしょうか。
現在、JR三ノ宮駅から神戸阪急に向かうには、西側の地下通路、ミント神戸地下階前のの東側通路、そして中央幹線沿いに開設された地上通路を経由しなければならず、いずれの経路もかなりの遠回りを求められます。
中央幹線には大きなゲートが2箇所設けられましたが、仮設動線が間に存在する事によって、二重に仮囲いが必要になっています。プレスリリースが言及する動線切替とは、この地上動線を再び別の経路に変更する事を示しているのではないかと思われます。
前述の基礎構築はこの新動線を支える柱の基礎なのでしょうか。その場合、どんな経路が計画されているのでしょうか。ミント神戸前から
仮囲いに取り付けられていた工事名称の看板が、これまでの「JR三ノ宮駅ビル開発準備工事」から遂に「三ノ宮駅ビル新築他工事」へも変更されました!
いよいよ来月から巨大な重機が入り、地中に残る三宮ターミナルビルの地下階や基礎等の地中障害物の撤去をこれまで以上に大規模に、大胆に進められていく様子を確認できるのではないかと今からワクワクが止まりません!
JR三ノ宮駅ビル開発準備工事からJR三ノ宮駅ビル新築他工事へと工事名称変更!設備撤去工事から何らかの構造構築も開始
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タノシミなのは間違いないのですが、駅ビルって何なんだろう?と考えてしまします。
JR三ノ宮駅は2面4線のいたって普通の駅です。大阪や京都、尼崎と比べても見劣りします。使いづらいワクワクしない駅です。ポートライナーの駅がそのままなのも不安です。
ビルに電車が突っ込んでいくような大昔の阪急三宮駅。大屋根の大阪駅。階段とデザインが印象的な京都駅。
三ノ宮駅と言ったら●●と言えるような駅ビルに期待したいです。