新港第2突堤で建設中のジーライオンアリーナ神戸の完成が4ヶ月後に迫る中、周辺エリアの再整備も本格的に開始されています。
アリーナと臨港道路を結ぶ南北道路の整備も歩行者動線となる歩道の整備が進行しています。
東西両サイドの歩道が装い新たに構築されており、アリーナへのメインアプローチとして風格のある道路への転換の真っ最中です。
最終的にどのように仕上がってくるのか楽しみです。しかしながら懸念しているのが、電線・電柱の地中化です。
新港町エリアの再開発では電線の共同溝も埋設されている筈ですが、いっこうに既存の電柱が無くなりません。
道路改良工事はアリーナが開業する4月に合わせて年度内の完成を目指しています。
まだまだ殺風景な新港エリアではありますが、西側地区より徐々に、潤いのある街区が形成されつつあります。
大型倉庫の解体が終わり、エリアの開放性が高まりました。臨港道路からもアリーナが望めるようになっています。
この1ヘクタール近くもある大きな敷地を今後、暫定的な緑地へと改良していく予定です。全体にアスファルトを敷くだけでも相当の費用が発生するでしょう。
ウォーターフロントにおける非常に貴重な再開発用地が生まれました。これまでの報道では、商業・宿泊施設を誘致する用地として確保される計画です。
この用地の開発事業者公募の鍵を握るのは、何と言ってもアリーナの持つ集客力でしょう。アリーナの地域における商業的価値の底上げがエリアのバリューアップに貢献する筈です。
アリーナが生み出す需要に、宿泊、飲食、消費等のニーズが付随する事によって、これらを満たす施設の建設が可能になります。またこの倉庫跡地の再開発はこの場所から東エリアの開発の行方も左右する事になるでしょう。段階的な整備で新港町を変えていく必要があります。
新港第2突堤基部住友倉庫跡地周辺の再整備状況レポート 倉庫跡地の完全更地化も完了
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