今年6月に着工予定だった新港突堤西地区再開発事業は予定通り?工事が始まっていますが、想像していた建築工事の着手ではなく、大成建設グループの大成ロテックによる土木工事が開始されました。
工事内容は雨水・汚水排水工事です。工期は9月までを予定しています。街区一体開発に伴い、老朽化した既存雨水管等の更新や新設を行うものと思われます。
工事は敷地に沿って外縁部で進められています。
後方にてクレーンで雨水管らしき物体が吊り下げられています。掘削と設置・埋設を行うものと思われます。
工事名称ではこの再開発を三宮新港町計画と名付け、北側をA街区と定めているようです。
南側のB街区です。こちらも同様に掘削や造成が進められています。
ただB街区にはA街区にあったような雨水排水工事の掲示は見つからず、また工事対象箇所も外縁部というよりも中央にも及んでいます。
これまで仮囲いのなかった岸壁側にも工事範囲が広がりました。ここには緑地が整備される予定です。
B街区の中央部付近。敷地一角のみシートパイルによる土留が行われ、クレーンやショベルカーが稼働していました。何の工事なのでしょうか。位置的には3工区と呼ばれるアクアリウムが建設される場所です。水を大量に使用するので、特別な排水処理設備が必要とされるのかもしれません。
これまで再開発街区内の各施設の着工時期が示されてきましたが、進行中の土木工事が終わるまでは建築工事は着工できませんので、計画は全体的に後退するものと思われます。各施設は今秋に一斉着工するでしょう。
しかしアクアリウムだけは着工時期が示されていません。設計等にも遅れが出ているのでしょうか。ひとまずは準備工事が始まり、本格着工は着実に近づいています。早く重機だらけの新港町の姿をお伝えしたいです。
新港突堤西地区再開発事業 大成ロテックによる雨水排水工事着手
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