竣工を迎えた新港町西地区再開発エリアのツインタワーマンションの西棟「ベイシティタワーズ神戸WEST」とは1年半遅れで着工した東棟の「ベイシティタワーズ神戸EAST」。遂に基礎及び地下階の躯体工事が完了し、タワークレーン2機が登場しました!
新港町エリアでは、昨年6月にベイシティタワーズ神戸WESTのタワークレーンが撤去されて以来、約9ヶ月ぶりにタワークレーンが姿を現した形です。
いよいよツインタワー化に向けて地上階の躯体工事が開始されます。
美しくコンクリートの打たれた1階の床です。芸術的な工芸品のような出来反映です。周りでは既に1階部分の鉄筋の柱の組み立てを行っています。
因みにWESTの建設時はここまで1階の躯体工事が進んでからのタワークレーン投入でした。
EASTは早くもタワークレーンを投入した形です。WESTはタワークレーン初号機投入から約1年で上棟に至りました。EASTも同様だとすれば、来年3月には27階に到達し、ツインタワーが成立する事になります。
二つのタワーの間にはジーライオンアワーズビルや駐車場棟が分け入る事で、ツインタワーと言えど、敷地は完全に分かれています。
ジーライオンの背後のタワークレーンのある位置に左のWESTと同じデザイン・高さのEASTが立ち上がってきます。いかにも最先端の街といった光景に目を奪われます。今後、新港町全体が風格のあるウォーターフロントへと変貌していく事になります。
行動制限も撤廃され、空港での水際対策も緩和されて、アトアの入館にも長い行列が出来ていました。列に並ぶ人々の中には訪日客も多く含まれており、SNS映えするこの水族館の人気が口コミで広がる事が期待されます。
新港第2突堤では来月に神戸アリーナがいよいよ着工する予定ですが、その準備作業が進められているようでした。
アリーナの建設と共に遂に旧住友倉庫の大型倉庫の解体も開始される予定です。
三宮、ウォーターフロント、神戸空港、そしてリノベーション神戸による郊外拠点駅周辺の再整備等、街が大きく変化を遂げていく高揚感にようやく包まれてきたと思います。この段階に到達するまで非常に長い期間を費やし、壕を煮やす場面もありました。しかし変革を進めているのは神戸だけではありません。競合都市は何歩も先を行っています。2030年前までのプロセスをしっかりと進め、更にその先のビジョンも今後、明確にしていかなければなりません。
三宮新港町計画・ベイシティタワーズ神戸EAST 遂にタワークレーンが登場!地上躯体工事を開始 新港町再開発も第2フェーズへ
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