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大成ロテックによる排水土木工事が進む新港突堤西地区再開発改め三宮新港町計画ですが、北側のA街区には西側の仮囲いに新たなゲートが設けられました。
さてこのA街区内で最も先行して工事が進み、いち早く完成する予定であるのは駐車場棟です。地上6階の鉄骨造の建物はCasbeeの評価時期であった昨年12月時点では今年10月の竣工を目指していたようです。
6工区と定められた駐車場棟。自走式で502台の収容能力を持ちます。阪神高速京橋ランプか至近距離にあり、エリアへの車でのアクセスは良好です。斜線で示されているのは2階レベルの歩行者デッキです。南側の水族館や親水エリアに接続しています。
駐車場棟の建設予定地です。ショベルカーが何やら作業をしていますが、まだ建築工事ではありません。
この土木工事は急遽、その必要性が生じて行われる事になったのでしょうか。
それとも計画通りの工事なのでしょうか。計画通りだったとすれば、この工事を先行させなかった理由は何でしょうか。土木工事が完了する秋までは建築工事を着手する事は叶いません。
デザイン協議も遅れており、プロジェクトは既に約1年半の遅延が生じている状況です。
B街区に開業予定の文化施設棟(水族館)の図書縦覧と住民説明会開催がようやく決まりました。
施設名 | (仮称)三宮新港町計画 文化施設棟 |
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住所 | 神戸市中央区新港町112-2 |
事業者 | 合同会社AQUART |
規模・構造 | 地上4階 地下1階 RC造 |
高さ | 21.73m |
敷地面積 | 5,328.12m2 |
建築面積 | 3,062.85m2 |
延床面積 | 7,290.00m2 |
設計 | 大成建設 |
施工 | |
用途 | 博物館(水族館) |
完成年 |
駐車場棟は来春辺りの完成なのではないかと予想します。他施設は順次、21年以降の完成と思われます。
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建築費の高騰がが半端ない!ですし、慢性的な人手不足もあり工期の遅れや設計変更・事業規模の縮小の可能性はここに限らず各再開発事業で想定されます。
時流に乗れないのは大きいです。