新港第1・2突堤間の水域では現在、その基部で親水緑地整備の傾斜護岸や先端での波除堤の設置工事が進行していますが、この水域及び第1突堤の東側護岸緑地も含めたエリアの整備・運営事業者を選定する公募プロポーザルが神戸市より遂に公告されました。
既に策定されている基本整備案に基づき、水域の中央から南側はプレジャーボートやヨット等の船舶係留を行うマリーナとし、それ以外のエリアは緑地として整備し、周辺の開発施設と連携してにぎわいを創出する空間としての機能を果たす事が求められます。
事業用水域は5.4ヘクタール、事業用地は1ヘクタール。占用期間は30年を想定。着工時期は契約締結後半年以内と定められています。マリーナの整備には管理棟や駐車場の整備も含まれる他、エリア内には神戸市が公衆トイレを設置します。また来訪者も利用できる集客施設の新設も条件として求められており、カフェやレストラン、物販店舗が想定され、水上レストランも視野に入ります。建築物は2階建を限度とし、屋上は利用できる想定です。
第1・2突堤は波除堤も含めて水域を囲むように緑地が整備され、周囲のプロムナード化も計画されています。提案事業者の腕の見せ所で、魅力的な水域の活用が求められる事になります。11月までにプレゼンテーションが実施され、12月には優先交渉権者が決定される予定です。
神戸市が遂に新港第1・2突堤間水域のマリーナ及び周辺緑地整備・運営事業者の公募プロポーザルを公告
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