外構や南側の緑地広場ベイコートの整備が進み、竣工の文字が見えてきた新港町のタワーマンション・ベイシティタワーズ神戸WEST。敷地を囲っていた仮囲いは既に全撤去に至りました。
緑地広場ベイコートは臨港道路を跨いでKPMと北側の施設を結ぶペデストリアンデッキに接続する歩行者の交錯ポイントとして役割を果たす空間です。
植栽に充てられる面積も多く、スロープや傾斜の緩やかな階段によるバリアフリーの動線を確保する緑の憩いの場として整備されます。
カーブを描くペデストリアンデッキからの連絡橋が盛り土の上に接合されました。
カーブスロープの後ろには階段も設置されています。
西側の階段構築も始まっています。
型枠を組み立てて階段のコンクリートを打設しています。
新港エリアは緑地空間が比較的多く整備され、これまで殺風景で灰色の空間だった倉庫街が潤いのある先進的なウォーターフロントゾーンに変化中です。
ベイシティタワーズWESTの竣工に合わせて、この南北の京町線の電線は完全地中化に至る事を願いたいです。
ベイシティタワーズWESTの低層部周りの仕上げも進みます。1階のテナント区画ですが、数えてみると全7区画が存在します。区画にはそれぞれ自動ドアが設けられています。
複数の区画を射抜きで賃貸するテナントもあるでしょう。住友不動産がどのようなテナントを誘致するのでしょうか。食品スーパー、ベーカリー、カフェ、レストラン等の業態は既に示唆されていました。
建物前には大きなスペースがあるので、カフェやレストランの場合はオープンテラスも出来ると雰囲気も良くなりますね。
周囲にはコンビニが無いので1区画はコンビニも入るかもしれません。
外装全体としては、なかなか養生ネットの完全撤去に至りませんが、上層部のあと一部のみネットが残っています。そろそろ屋上フィンのライトアップ試験点灯も行われる(た?)のではないでしょうか。航空障害灯も稼働を始めました。
早いもので神戸ポートミュージアム・アトアの開業から1年が経過します。「映える」水族館として、注目を集め(一部には動物の展示方法に関する不本意な目立ち方もしましたが)、エリアの最も重要な集客施設として、定着した人気を維持しているようです。訪日客も増えてくると、今後も更にエリアの賑わい増にも貢献するでしょう。
ポートループも観光客を中心に一定の利用者が定着し始めているようです。神姫バスが一体運営しているシティループとの相互連携の相乗効果も出ているのでしょうか。一連の再開発や交通体系が街に馴染んでくるにはある程度の時間を要しますが、新港町はこれからも変化を続ける街なので、今後の変遷を見守り続けていく必要があるでしょう。
三宮新港町計画 ベイシティタワーズ神戸WEST 南側緑地広場ベイコートの造成整備も進行中
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