佳境に入ってきたホテルモントレ神戸建替計画の鉄骨建方工事。近年、都心では稀に見る大型鉄骨工事です(最近竣工の三宮ビル北館やリリープラザワンビル等のオフィスビルがSRC造だった事もあります)。工事はいよいよ佳境に入ってきました。
乗入構台のある部分以外は全て鉄骨が立ち上がっています。北側には鉄骨の非常階段の構築も始まりました。
無骨ですが、鉄骨造の建物には何度言い難い魅力があります。茶色やグレーに塗装された鉄骨。そしてその鉄骨を繫ぎ止めるのもこれだけAI、IT技術が進んだ時代でも人の手を介して作業が進みます。神戸の現場では鉄骨造の場合、必ず鉄骨を製作する鉄工所の掲票があります。通常は1社ですが、神戸阪急ビル等の超高層ビルの場合は複数社に渡ります。建設ラッシュの昨今、鉄骨の納期はかなり延びているようです。
ゲートが開いていました。現在、組み上げている鉄骨作業が終わると、クレーン車の乗っている構台を解体し、残りは左に見えるタワークレーンで鉄骨建方を完了させます。なるほどだからこの場所に予めタワークレーンを設置したのかと合点が行きます。
(仮称)ホテルモントレ神戸建替計画 鉄骨建方はいよいよ佳境へ 無骨な重量鉄骨の魅力
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