スポンサーリンク
昨年6月より開始された地下鉄西神・山手線 新長田駅のリニューアル工事。市民投票で決定したデザイン案を採用して、改札内外コンコース及びホームの改修工事が進行しています。
改札内コンコースでは、改札内外を隔ていた壁の一部が撤去されたのか、これまで暗かった階段・エスカレーター周りの空間が明るくなりました。
既にリニューアルがかなり進行している東側の階段周りは非常に明るくなっています。三宮駅等の一部駅を除くと、市営地下鉄の地下駅はいずれもどことなく暗く辛気臭い雰囲気が漂っていますが、リニューアルによってこの雰囲気が一蹴されるようです。
前回のレポートでもこの階段・エスカレーター周りの改修が、全体リニューアルにおけるモックアップ的な存在でになりつつあります。
少し気になるのは、階段のステップがかなり老朽化している点ですが、今回のリニューアルでは基本的に床の改修は対象にはなっていないようです。せめて階段のステップは更新して欲しいと思います。
西側の階段も改修工事が開始されました。
階段上の天井も半分が覆われています。
改札外コンコースでは、海岸線への乗り換え通路から壁のリニューアル工事が進められています。
通路の南側の壁はもう殆どのエリアが新しい金属パネルで覆われました。
海岸線の乗り場への通路との境界付近です。海岸線通路の照明の明るさが際立ちます。
仮囲いの内部では北側の壁の改修に工事の軸足が移っています。
仮囲いの中の様子です。
一駅先の板宿駅。新長田駅の次に大規模改修が進められる予定です。先週、リニューアルデザイン3案が公開され、市民投票が開始されました。
地下鉄の板宿駅で降車したのは初めてでした。若干ですが、新長田駅よりは洗練された雰囲気があります。北側の改札前コンコースは広々としています。
板宿駅は北と南に改札口があり、それらを改札内の通路で結んでいる構造です。
南側の改札は北側と比べて小ぶりです。
リニューアルデザイン市民投票の告知が貼られいました。
板宿駅のホームへは移動距離の長いエスカレーターを経て到着。
ホームの様子です。可動ホーム柵の設置も無論、完了しています。
ホーム向かいの壁は板宿だけに「板」調です。
板宿には山陽板宿駅もありますので、二路線の利用が可能です。
駅周辺には商店街や繁華街が広がり、比較的大きな商業地区を形成しています。学生も多く利便性の高い拠点と言えます。板宿駅のリニューアル工事着手は新長田駅が完成した後でしょうか。
地下鉄の新型車両もデザイン投票で決定しました。板宿駅の次のリニューアル対象駅は、名谷、新神戸、湊川公園あたりのいずれかでしょうか。前者2駅は改札外コンコースはリニューアルを既に完了済もしくは予定しています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
お疲れ様です。
重箱の隅つつきみたいですが
記事内の方角についての記述に何点か疑問箇所がありました。
(記事に対して私の読解が間違っている可能性ももしかしたらあるかもしれません)
新長田駅の工事についての記述で
>南側の階段も改修工事が開始されました。
写真からは改札階からホームへ下りて行く階段のように思いますので、
東側あるいは西側の間違いではないでしょうか?
板宿駅についての記述で
>南側の改札前コンコースは広々としています。
写真からは北側の改札のように思えます。
>北側の改札は南側と比べて小ぶりです。
写真からはこちらが南側の改札のように思えます。
あと、ついでに
>板宿駅のホームは新長田よりも深度があるので、エスカレーターの距離も長めです。
それぞれの改札階を基準にした深度ではそうなのですが、
新長田駅ホームのほうが海抜深度では板宿-4mに対し、
新長田-10mで深いようです(たぶん西神山手線では最も低い位置にある)。
http://tarouroom.blog89.fc2.com/blog-entry-1661.html
新長田ではJRから地下鉄へ下りてくる連絡エスカレーターが結構長いですね。