新長田

リノベーション神戸・新長田駅大規模改修工事 一部に既に完成後の片鱗が見え始めた!



昨年6月よりリニューアル工事に着手した地下鉄西神・山手線の新長田駅。沿線の地下鉄駅の中でも最も早くフルリニューアルされる駅舎として注目を集めています。



ホームを取り囲む壁や天井を覆っていた老朽化したパネルは撤去され、内部が剥き出しになっており、新設された自動ホーム柵との対比が大きなギャップとして現れています。



改修工事開始から7ヶ月が経過し、徐々にリニューアル完成後の想像が出来る工事箇所が徐々に出現し始めました。まずはホーム北側の階段周りが顕著です。



階段の周囲と頭上を覆う壁と天井パネルの刷新が開始されています。



リニューアルされた天井と新設されたライン型の照明設備です。LEDと平行してグリーンのラインが引かれています。



階段上の梁を覆う壁は光沢のある黒の石タイルが採用されています。



壁はグレーを基調としていますが、部分的にグリーンの下地に四角の模様をあしらったデザインパネルも採用しています。

完成イメージでは階段周りの改修はシンプルなグレーの内装パネルで覆い、間接照明を施す様子が描かれていました。



実際にはよりグレードアップした内容に変更されたようです。この天井照明に加えて、手摺や壁下に間接照明が加わると、かなり見応えのある空間になりそうです。



ライン型照明とグリーンのライン、グリーンのパネルは駅コンコース内の基本デザインの要素です。



まだ未改修の南側の階段周りの様子です。



階上の改札内コンコースにはまだ大きな動きはありません。



改札外コンコースでは壁の改修がかなり進んできました。



壁の一部には壁面緑化がデザインの一部として導入されています。



人工なのか自然なのか確認し漏れました。恐らく人工植物かと思います。



壁の美装化ですが、既存壁の解体は行わず、既存壁の上に新しいパネルを設置する方法で進められています。工期の短縮と工費の圧縮が図られています。



施工部分のアップです。新しいパネルを取り付けるフレームが既存壁に設置されています。



地下鉄海岸線との連絡通路も壁の美装化改修が進んでいます。



地下鉄駅の改修では、壁面パネルの上部を丸く折り曲げるデザインが多く見受けられます。阪神神戸三宮駅でもこのデザインの壁面パネルが採用されていました。



新長田駅でも同様のデザインが見受けられます。



地下鉄海岸線新長田駅との境界部分です。まだ大きな差がありますが、リニューアル完了後にはバランスが取れるようになるのでしょう。

神戸市交通局は今後、三宮駅、板宿駅についてもリニューアルを進める予定です。三宮駅については年内に改修工事が開始される計画です。

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