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新長田駅南側は国道2号線に面した長田区大橋7丁目の3,736平方メートルの敷地は当初、市営住宅の建設を想定としていました。しかしながら建設に強い反対の声が上がり、計画を断念。長らく更地として残されてきましたが、都市再開発法に基づく「特定建築者制度」の公募によって、特定建築者の公募型指名競争入札を執行し、ミサワホームを代表事業者とし、京阪電鉄不動産、医療法人一輝会から成る企業グループが19.1億円で落札しました。
現地には既に建築計画のお知らせが掲示されています。
・敷地面積 3,736.70m²
・延床面積 14,791.72m²
・規模 地上14階
・構造 鉄筋コンクリート造
・建築物の高さ 47.98m
・用途 共同住宅 病院
・設計 伊藤喜三郎建築研究所・東急設計コンサルタント設計共同企業体/伊藤喜三郎建築研究所
完成予想イメージです。北側に大きな公開空地を設け、建物の1-5階が医療法人一輝会が運営する病院、セットバックした6-14階が80戸の分譲マンションで構成される複合施設となります。
新長田の再開発はこの街区及び腕塚5丁目第3工区と呼ばれる2,380平方メートルの街区に県立総合衛生学院が進出する2つのプロジェクトを以て、国内最大級と呼ばれたこの長期計画が完了を迎えます。新長田合同庁舎も稼働して1年が経過しました。街の賑わい創出や活性化に活路は見えてきたのでしょうか。コロナが街づくりにも大きな影響を与えてしまった為、こうした検証もままなりません。
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新長田の再開発は結局、マンション入居住民と地元住民との軋轢がひどく、人口が増えたのに新流入住民は商店を利用せず、スーパーやホームセンターなどを利用するため活性化しなかったですね。
ただアグロガーデンやLIFEの売り上げはそんなに悪くないんじゃないでしょうかね?
ヤングファミリー層の新規マンション住民の質が全然違うことで地元商店街は衰退の一途です。
県と市の合同庁舎にしても久元市長の思惑は外れ、職員は外食やアフターファイブに地元の飲食店を使わないようで見当違いもいいとこです。ネイティブ商店主は行政に寄りかかって商売の工夫もしないから仕方ないです。まあ、コロナも影響してますがねえ。
ところでこの大橋町7丁目は、第7種高度地区なので建築物高さ制限があり、本来なら高さ45m未満のはずで、14、15階建てならよく44.○○mみたいな感じになるんですが、計画中の建物が高さ48mなら共同住宅と病院の複合ビルなので多少緩和されたんでしょうか?
まあ、いずれにせよ新規移住民が増えても地元商店街の活性化に寄与することはないでしょう。
わたしの住む灘区六甲道周辺再開発地区と何が違うのかよく考えて神戸市は都市計画を練って欲しいです。
合同庁舎の職員は地元の飲食店を使用してないのですか?私はコロナの影響で全体数は減ったものの、それでも職員は特に昼食時に飲食店を利用しているようにみえました。
自粛によって宴会等ができないのは残念ですが、もしコロナが訪れていなければどうだったのか気になるところです
アスタくにづか〜新長田におけるテナント、シャッターが閉まってるところが多いのでスカスカかと思いきや、空室率は意外と低いんですよね。
問題は、テナントが、倉庫として利用されている所なのではないかと思います。倉庫はにぎわいを生みません。
容易に賃料を下げても倉庫が増えるだけな気もしますので、難しいところです。規制や優遇でにぎわいを生む方向へ持っていけないものか悩ましいところです。
PRの方法も考えるべきかと。失敗のイメージばかり引きずって先行して広まるのもよくないなぁと思います。(一般市民に対して、テナントやマンションもスカスカだという誤解が広まりすぎな気がします)