JR新長田駅前に聳える新長田駅前ビル。この低層部の商業施設「ジョイプラザ」の中核テナントとして地上1-2階のフロアで営業しているのが、東急プラザ新長田です。
同店は大丸新長田店の撤退後、駅前の中核商業施設を担う後継店として、2013年9月に開業しました。開業から10年を経て、テナント構成等、時代とのズレも生じてきた事もあり、今秋を目処としたリニューアルを実施する事になりました。
現在、退店する店舗を中心としたリニューアル前の閉店セールが開催されています。
現在の店内は、東急プラザらしい温かみのあるナチュラル雰囲気の内装で仕立てられています。
リニューアル後にはこれを更にスタイリッシュなデザインに変更するようです。
既に1階を中心に退店したテナント区画には仮囲いが設置され始めています。
中央の大きな区画に出店していた雑貨店のOne’s Terraceも退店しました。
今回のリニューアルで、店舗の何割を入れ替える予定なのでしょうか。
2階も閉店が相次いでおり、ニトリのデコホームも閉店しました。
現在のところ、無印良品やダイソー/Threeppy、アパレル・雑貨のパレット等が今春から6月に掛けて、順次、新規開業する予定です。また1階のABCマートは増床オープンを計画しています。
その他のテナントについては、後日、更に発表を予定しているとの事です。
既存の飲食店やカフェ、スイーツ店、書店等は出店を継続するようです。リニューアルによる新たな魅力のあるテナントの誘致には、東急不動産のリーシング力と新長田のブランド力が試される事になります。
東急プラザは銀座や渋谷、表参道原宿等、東京都心の一等地に主要店を展開しています。郊外型店は大田区・蒲田と横浜市の戸塚、そして新長田となっています。
新長田は築浅のマンションが多くて立ち並び、ファミリー層による需要も高いエリアです。駅前立地を活かして、地域を牽引する商業施設として有り続けて欲しいと思います。
東急プラザの存在は、新長田に西部副都心としての役割を果たさせる重要な要素の一つと言えるでしょう。「ワンエリア型の商業施設」がどのような形でのリニューアルオープンに落ち着くのか要注目です。
東急プラザ新長田が開業後初の大規模リニューアルに向けて閉店セールを実施中 今秋にグランドオープン予定
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク