新長田

(仮称)神戸市新長田駅南プロジェクト 「ファインレジデンス神戸新長田(ASMACI神戸新長田プロジェクト) 」



新長田駅前再開発地区に残された最後の未開発用地の一つで建設工事の進む(仮称)神戸市新長田駅南プロジェクト。ミサワホームの「ファインレジデンス神戸新長田」と医療法人 一輝会の医療施設「萩原記念病院」から構成される複合施設「ASMACI(アスマチ)神戸新長田」 となる予定です。

プロジェクト概要

ファインレジデンス神戸新長田(ASMACI神戸新長田プロジェクト)







所在地 神戸市長田区大橋町7-1-1
事業者 ミサワホーム 京阪電鉄不動産 医療法人 一輝会
敷地面積 3,736.7㎡
建築面積 2,308.4㎡
延床面積 15,078.38㎡
階数 地上14階
用途 病院(142床) 共同住宅(80戸)
建物⾼さ 47.98m
構造 鉄筋コンクリート造
設計者 伊藤喜三郎建築研究所・東急設計コンサルタント設計共同企業体
施工者 大林組
竣工予定 2023年01月下旬



建設状況の様子



地上躯体の構築工事が進んでおり、既にマンション部分の上層階にまで達しています。上棟の日も近いのではないかと思います。



この複合施設の周辺では今後も様々なプロジェクトが目白押しで、西市民病院の移転や新長田駅舎のリニューアル、駅前広場の改造によるバスターミナル化等、新長田の地域拠点化が更に進む予定ですので、エリアの地価及びエリア内の不動産価値向上も見込める可能性があります。



再開発地区内としては最後のマンション分譲という事もこの物件の希少性を高めている条件です。ミサワホームや京阪電鉄が売主というのも神戸市内で供給される分譲住宅としては珍しい例です。



ミサワホームは「ASMACI」を複合施設の開発プロジェクトのブランド名として醸成を進めています。健康や医療と住居機能を合わせる複合開発が中心となっています。新長田の他にも静岡県三島市、千葉県浦安市でも新規プロジェクトを進行させています。



神戸市内には数多くの駅前拠点が存在しますが、新長田程、築浅の分譲マンションの多いエリアはありません。



どうも今の神戸はいつも恵まれた環境や条件を上手く活用して成功に導く事に不得手のような気がしてなりません。リノベーション神戸の各プロジェクトも検討から着手までは確かに早く進んだ点は評価できますが、その成否はこれから問われる形になります。検討時には民間の都市開発プランナーやデベロッパーにも意見を求めたのでしょうか。
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  1. めがねのおやじ より:

    私の勤める事業所では、毎春転勤と新入社員で新しい仲間が来ます。何処から通っているのかを聞くと、最近は意外にも新長田駅周辺が多いです。選ぶ理由は、何でも揃う、街が新しくて綺麗、アクセスが良い、です。だいたい皆さん県外か兵庫県東部の出身。私は新長田駅周辺というとどうしても下町のイメージなんですが(私世代です)、若い人は違いますね。さらには長田神社、湊川辺りの住人も居る。「地下鉄沿線とはいえ、遠いん違う?」と聞くと、長田区は今はとても住みやすい。若い人が多い。昔から住んでいる人は少ないとのこと。

    昭和30〜50年代の長田区を知る私からしたら、若い人に人気とは思いもしませんでした。確かに震災後、道路の拡幅や住居ゾーン、公園等を明確にし、既存の商店や住居はセットバックして地区割がキッチリ分かれました。更に喧騒、悪臭の公害(古い?)の発生しそうな町工場がかなり減っています。ゴム工場や鉄工所が軒を並べていた時代からは、隔世の感があります。ピーク時は人口20万人を超えてました。あの狭苦しい中(ほぼ山陽電鉄線路の南側)に(笑)。今は人口その1/3ぐらいでしょうか?高層マンションが出来、戸建も綺麗になり、三宮、梅田通勤には超便利です。大学生も京都まで通える。かなり広範囲に通学可能でしょう。神戸市が昔から「副都心」として新長田駅周辺の再開発(神戸デパート 笑)に力を入れてきましたが、何故?と思っていた時もありますが、ようやくその甲斐があった、と思えるようになりました。

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