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来夏の竣工を目指して建設が進められている名谷駅前の北須磨支所ビル。鉄骨建方が開始されて約1ヶ月が経過した現地の様子を確認してきました。
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プロジェクト概要
(仮称)北須磨支所ビル整備事業
所在地 :神戸市須磨区中落合2-14-3
敷地面積:1,782.13㎡
延床面積:6,596.21㎡(容積対象:6,155.13㎡)
構 造:鉄骨造
規 模:地上7階
主要用途:支所 店舗 駐輪場
設 計:UDコンサルタンツ一級建築士事務所
施 工:岡工務店
6~7階市民課(住民票・戸籍、国民健康保険・介護保険料・後期高齢者医療等)
4~5階保健福祉課(子育て・高齢者・障がい者支援、生活保護等)
3階乳幼児健診スペース
2階親子のための屋内のひろば、(テナント)
1階(テナント)
建設状況の様子
鉄骨建方はほぼ終盤に差し掛かっており、敷地南側部分の鉄骨の組み立てが進行中でした。
かなり奥行きのある建物です。隣接する名谷センタービルは南側が駐車場ですが、この建物は更に南側に突き出して建築面積に組み入れられています。
正面から眺めると正方体のようなキューブ型の建物に見えます。
この建物にも2階に「おやこふらっとひろば」が開設される予定でこの運営事業者は民間に委託される予定です。
ただこのふらっとひろばは施設の入る区役所の休所日は閉館してしまいます。子育てファミリーも共働きが世帯が非常に多い中、平日しか利用できないという現況は利用者を大きく制限している事になり、市民サービスに高い効果をもたらしているとは言えないと思います。運営を民間に委託するのなら、土日祝の開所を検討すべきかと思います。
年内にリノベーション神戸によって複数のリニューアルプロジェクトがほぼ完了を迎える西神中央がどれだけエリアへの人口流入増加を図れるのか。後を追う名谷や垂水にとっても西神の動向は非常に重要です。
郊外拠点となる駅前で、商業施設、公共施設の充実化を図り、集合住宅の建設を進め、駅前広場の高質化を行う事によって、街のブランド力と利便性の向上を狙う戦略が効果を発揮しているのかを判断するにはまだ暫くの時間が必要かと思われます。
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