リニューアル工事が進行する名谷駅前最大の商業施設・須磨パティオ。既にI期工事は完了し、健康館2階がリニューアルオープンを迎えています。今後は1-3番館の工事が本格化する予定です。
II期工事は1番館を中心に進められます。既に1番館はごく一部のテナントを除いて、ほぼ全面的に閉館に至り、内部の工事が開始されています。
先月末に閉館となった1番館。ガラスには養生シートが貼られています。
II期工事の休業予定が掲示されています。1番館については、12月までの今後、約5カ月間の休業。2-3番館及び健康館1階については来年3月までの休館となり、西神中央のプレンティ以上に長期工事となるようです。
1番館の1階には仮囲いが設けられており、内装のみでなく、建物外部の改修も行われる模様です。リニューアルの内容の一部はプレスリリースにて発表されていますが、1番館については、チャレンジショップ「Ole! PATIO」の開設と、屋上広場の整備のみがこれまで公表されいるのみに留まります。
更に3番館もリニューアルに向けた工事が開始されています。3番館は来春までの工期が設定されている為、より規模の大きな改修となる模様です。
3番館の1階は現在の屋外・半屋内外のレストラン街にフードコートが開設される計画となっています。この計画に際し、一体どのような構造変更工事を施すのでしょうか。
レストラン街の中では北側に外れて立地するごはん処大戸屋も7月末を以て閉店しました。個人的にも何度もお世話になった店が閉店するのは残念ですが、飲食店のテナント入れ替えもリニューアルの醍醐味でしょう。
レストラン街はもう殆どの店舗が仮囲いの内部に収まっています。まだごく一部の店舗は営業を継続していますが、最終的には全てのテナントが閉業する予定です。
まだ営業しているのは福市と喃風のみとなりました。
1番館全体と3番館の飲食店街が閉鎖されていると、パティオを訪れる来店者は半減するのではないかと思われます。その分、営業している他の店舗に来店が集中する事になるでしょう。エリアの閉鎖を知らずに迷い込んで来る人が複数、見受けられました。
仮囲いの設置位置を考えると、内部を大幅に改造する事になるものと思われます。フードコートの新設となると、基本的にエリアの屋内化が必要になるので、壁や屋根の構築が必須です。プレンティでもフードコートが新設されましたが、パティオの工事はより難易度が高い改修となるでしょう。
買い物広場の一部も含んだ形で仮囲いが設けられています。フードコートの一部はテラス化される事が期待されます。
食のエリアの充実化は今や大規模商業施設にとって必須の条件となっています。開業したばかりの大阪・梅田の大規模再開発ビルも、商業フロアにおいては、物販店舗より飲食テナントがその大半を占めるようになり、「コト消費」の重要性が更に高まっているようです。
パティオのリニューアルが進行する中、既に改装が終わっている大丸須磨店も建物の外装のリフレッシュが行われています。
大規模修繕が完了した北面や西面は、薄汚れてしまっていた外壁が塗装によって明るく美しく生まれ変わりました。隣接する名谷センタービルも外壁改修が完了しています。
パティオも健康館の外壁修繕が完了していますので、残りの1-3番館についても同様に美装化が進められる事でしょう。通勤利便性の高さから西神中央以上に人気のある住宅エリア・名谷。須磨パティオのリニューアルによって、その人気は更に高められる事になるでしょうか。
リノベーション神戸・須磨パティオのリニューアル工事は第II期に突入!1・3番館の閉鎖エリア拡大
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いつもブログを拝見しております。
先日、帰省したついでに須磨パティオを視察すると、健康館のTSUTAYAに喜久屋書店が移転し、カフェが併設されていました。また、1番館と3番館のレストランが相次いで閉店しており、いよいよ本格的なリニューアルが進みそうです。
個人的に、名谷・西神中央方面に映画館がないので、須磨パティオのA立体駐車場とA平面駐車場に大型シネコンの建設をして欲しいと考えています。大型シネコンには、IMAXレーザーや轟音シアターなどの特殊上映機器を導入し、10スクリーン約1600席を想定しています。
名谷方面に大型シネコンが開業すると、須磨ニュータウンの活性化と若い世代が住みやすくなりそうです。