今月末30日の開業予定である名谷駅新北駅ビルの「tete名谷 北ゾーン」。既に建物は完成しており、10日後のオープンを目指してビル内各テナントが開店準備を進めています。
2階北側のエントランスです。ゆずりは橋とは、小さな渡り廊下で接続しています。
tete名谷北ゾーンに沿って高質化工事が行われているゆずりは橋。teteの開業に際しては、アスファルトの仮舗装となる模様です。
ビル内西側にエスカレーターの垂直動線が設けられています。
ビル2階南側のメインエントランス周りの様子です。南側同様にブラウンのフレームで囲われています。
ビル内のテナント案内です。現在、まだ営業中の既存駅ビルのテナントが移転します。屋上ひろばへはエレベーターでアクセスするようです。
南側エントランス横に別のエントランス。名谷駅の定期券売場はテナントとはフロアを隔離して専用の入口が設けられました。
既存駅ビル2階から至近距離です。ただこの二つのエントランス間には屋根があった方が良いのではないかと思います。
ゆずりは橋のリニューアル。橋の半分はまだ改修中です。あと10日での完成には漕ぎ着けられないでしょう。スケジュールは7月末までの工期となっています。
階段も手摺の取付が終わりました。
以前よりも階段の傾斜は緩やかになり、踊り場も二段階で設けられています。
階段及び橋の真下の様子です。あと10日で外構はどこまで仕上げが進向けでしょうか。
1階の北角区画に出店するのは、タリーズコーヒーのようです。
まだシートを被ったタリーズのロゴ看板が窓沿いに設置されています。椅子やテーブルの搬入やセッティング、内装準備が進められていました。
ビルの周りもひとまずは仮舗装での開業を進めるようです。歩道が非常に広々としています。
タクシー乗り場に沿って新たに設けられた上屋。
上屋はビル1階の南側エントランスと直結しています。1階の東側の区画に名谷ステーションデンタルが開業します。
ロータリーに面して各フロアに大きな開口部が設けられています。階上のフロアからはロータリーを見渡せる事でしょう。
タクシーロータリーのある北側駅前広場のリニューアルはこれからの着手を予定しています。ひとまずはこちらもアスファルトの仮舗装で済ませています。
既存駅ビルと北ゾーンの間の通路は舗装ブロックによって美装化されました。
角には植栽帯も設けられ、照明設備も設置されました。
単なるくたびれていた広場が真新しい通路に生まれ変わりました。
北ゾーンと南ゾーンの間の連絡通路は明るいカラーの舗装で雰囲気に温かみが出ています。
北ゾーン1階の南側区画には既存駅ビルの1階からオーエスドラッグが移転してきます。
南側のゆずりは橋の真下付近の様子です。
橋桁の下部面は歩行者通路の屋根の役割を果たす事になり、下部に木目ルーバーを埋め込み、コンクリートを白に塗装する事で美装化しています。
6月30日に北ゾーンがオープンし、既存駅ビルのテナント退出が終わると、即日7月1日より、2階が閉鎖される予定です。
いよいよこの薄暗く昭和の香りが強く漂う駅ビル2階も見納めとなり、令和の駅ビルに相応しい装いへと全面リニューアル工事が開始されます。どこまで変わるのか楽しみです。
1階の改札前のファミリーマートも退店しました。
完全閉鎖ができる2階と異なり、1階は駅コンコースを稼働させながらの工事となります。メインは夜間工事となるのでしょうか。
駅ビルのタイル壁画の撤去に名残惜しいとの意見も出ているようですが、一部を保存したり、建設中の北須磨支所ビルに移植したり等、レガシーを残すような措置が取られる模様です。カーテンウォールを取り付けた開口部に転換される予定です。
壁画の裏には現在の1-2階を連絡する垂直動線の階段がありますが、恐らく撤去されて、床が構築されるのではないかと思われます。
新築の北ゾーンはどちらかと言えば、既存駅ビルのテナントの受け皿的な意味合いが強く、本格的な駅ビルの真打ちは、2期計画の既存駅ビルリニューアルによる南ゾーンの誕生です。構造も含めての大規模改修や誘致されるテナントにも非常に高い期待を寄せています。
リノベーション神戸・名谷 「tete名谷」北ゾーンが竣工 開業準備が進む南ゾーンの改修工事着手は7月1日から開始予定
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