名谷

リノベーション神戸・須磨パティオが明日18日にリニューアルグランドオープン! Picnic Dinningで「食」の充実したショッピング施設に転換



いよいよ明日にリニューアルグランドオープンを控える須磨パティオ。昨夏の健康館2階のリニューアルオープンを皮切りに、昨年末の1番館の先行開業を経て、遂に2・3番館及び健康館1階の改装を終えて、全館がオープンします。また本日はフードコート等、一部の施設がプレオープンを実施します。



今回のリニューアル全体を通しての目玉はやはり「色」の充実。全国の商業施設でも言える事ですが、物がリアル店舗で売れない時代に突入し、アパレルブランドを中心にビジネス規模の縮小と商業施設からの撤退が目立ち、代わりにその空いた穴を埋めるのがよりニーズとして求められている飲食テナントです。



名谷の中核商業施設である須磨パティオも開業から40年以上が経ち、ハードやソフトが時代のニーズに合わなくなってきている事もあり、これまで施設内に無かったフードコートを2・3番館内に新設する事をリニューアルの中核プロジェクトに据えました。



「Picnic Dinning」をキャッチフレーズに、これまでの飲食店ゾーンを構造から改造し、魅力的な飲食店街へとフルリノベーションを図りました。



美しく生まれ変わったフードコート。温かみのある内装と居抜きのフロアに計7店舗が出店します。



新たに整備されたスロープ。その前にはフードコートのテラス席も設けられています。



フードコートとレストラン街の中央にあるアトリウムも化粧直しが行われました。



2・3番館の間の1階通路の両側に新旧の飲食テナントが勢揃い。



Picnic Dinningのレストラン街のエントランスです。



レストラン街には8テナントが集っています。



こななのコーナーにはテラス席も完備。冬季にはシートを使って保温し、気候の良い季節には開け放って広場の賑わいを感じながらの食事が楽しめます。



今回のグランドオープンには間に合いませんが、1番館に移転したミスタードーナッツの区画には6月上旬にサブウェイがオープンする予定です。



2階の喜久屋書店の跡区画の新テナントも今回のグランドオープンには間に合いませんでした。今夏に第2弾のリニューアルオープンとして位置付けられいるのかもしれません。



今回の一連のリニューアルによって須磨パティオが名谷の地域住民に魅力的な商業施設へとブラッシュアップされた事は間違いないでしょう。駅前ではマンション開発も進行しており、この住戸の売れ行きにも須磨パティオのリニューアルは影響しているものと思われます。今後、後背エリアに広がる老朽化した団地群の建て替えを検討する場合、駅前の商業施設の魅力や利便性は新規住民の呼び込みを大きく左右します。グランドオープン後にも引き続き、話題の提供を継続していかなければなりません。

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  1. KK より:

    いつもブログを拝見しております。
    須磨パティオのリニューアルオープン前日に行きました。フードコートとレストランがプレオープンしており、お客さんがかなり入っていました。3月18日からtete名谷もオープンし、ロフトや成城石井も出店しています。また、マルハチ名谷駅前店の2階にあったコジマ×ビックカメラの跡地にココカラファイン(ドラッグストア)やダイソー、スリーピー、スタンダードプロダクツがオープンする情報があります。(オープン日は不明なので、今後の情報に期待です。)さらに、3番館の喜久屋書店跡地にも店舗が出店するため、今後に期待です。

    今後は、名谷や垂水、西神中央方面にシネコンが出店してほしいです。

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