名谷

リノベーション神戸・tete名谷南ゾーン 駅ビル内コンコースの改修工事が本格的にスタート 改札上吹き抜け空間が生まれ変わる!



2024年度中のオープンを目指して改修工事が進行中の名谷駅ビル。既に開業しているtete名谷北ゾーンと合わせて南ゾーンとしてのグランドオープンを予定しています。



既存駅ビルの西面・南側半分が足場と養生ネット、仮囲いに覆われました。

外壁のみならず駅ビル内部の改札外コンコースでも本格的に工事がスタートしています。ファミリーマート等が入っていた店舗区画にも仮囲いが設置されています。



コンコース内部は改札上の吹き抜け空間の改修が行われる事がイメージパースの公開によって判明していますが、コンコース全体のリニューアルが図られる事が期待されます。



改札機上の吹き抜け空間を2階から見渡せるアトリウムへと改修を行う為、鉄骨の足場の構築が開始されました。



閉ざされた吹き抜け空間を商業施設内のアトリウム空間へと改修するという試みは非常に画期的だと思います。



たまたまこうした改修が可能な設計だったというラッキーな建物だったのでしょうか。今後、老化化した市内の駅ビルや商業施設について、建て替え以外にも今回のような改修によるリニューアルも一つの選択肢になり得るかもしれません。



改修のレベルですが、市内ではumieやプレンティのリニューアルが実績としてありますが、双方とも竹中工務店が施工しました。umieは民間企業のイオンと三菱倉庫が事業主の為、内装はほぼ全面的、渡り廊下の増設やシネコンの新設等、改修はかなりの高レベルでした。プレンティは市の外郭団体が進めたリニューアルだったので、改修費用に制限があった為、改修レベルにはやはり抑制を感じました。



今回のリニューアル工事は、2月から5ヶ月間の工期で、駅ビルの南側を対象に実施されます。範囲を完全に封鎖し、工事を進めています。従って南側からの通路は通行できません。



内部の改修が進められています。名谷駅ビルは市の保有物件ですが、改修にはJR西日本アーバン開発が絡んでいるので、その分の期待があります。



また新築の北ゾーンとの釣り合いも考慮に入れる必要がある為、改修レベルは高いものと思います。



名谷駅を利用する人を飽きさせない「賑わい」「季節感」を演出するとされる南ゾーン。オープンは来春でしょうか。今後の改修工事の進捗確認が楽しみです。
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