旧神戸市中央卸市場本場跡地に建設中の(仮称)イオンモール神戸南。5月の着工後、30,000平方メートルを越える広い敷地全体で基礎工事が続いていましたが、一部で鉄骨建方が開始されました。
建方はやはり基礎工事が先行していた敷地の南側から開始されました。全体の基礎工事完了に目処が立ったのでしょう。どっしりとした重量H型鋼が運び込まれて、クローラクレーンで鉄骨を組み始めました。
新川の対岸から眺めたイオンモール神戸南。対岸のプロムナードはまだ人影は皆無。多数のハトとカモメの楽園でした。
すでに鉄骨の階段も完成しています。この部分は最終的に壁面緑化が行われる予定です。
鉄骨の躯体が現れたことで建物のスケール感や開業に向けての現実感が一気に増してきました。
来年6月末の開業を目指してこれから本格的に敷地全体で鉄骨建方が展開されるでしょう。先日、イズミヤが撤退したウミエの様子をレポートしましたが、ディンドンが1年の休暇帰郷しました。NORTH MALLの改装がこれから本格化しますが、イオンモール神戸南との差別化をより鮮明にする良い機会に恵まれました。敢えてそういう機会を創出したとも言えそうです。予想ですがまだこのモールに進出していない有力テナントとして無印良品が存在します。神戸BALのフロアも縮小されるようですし、集客力を実証しているウミエへの出店は魅力的に映るのではないでしょうか。OLD NAVYが脱落することを考えると、フォーエバー21等まだ神戸未進出のファストファッションブランド誘致の可能性も高いです。ゼロゲートと引っ張り合いにならなければですが。堅いところではニトリのデコホームも入って来るかもしれません。これはイオンモールに譲るかもしれませんが。ただニトリはウィングスタジアム前にもすでに店舗があります。アクタスは少し敷居が高いか。地下階はイオンスタイルでしょう。
イオンモール神戸南の開業に敢えてリニューアルをぶつけてくるのか、それとも4周年の来年4月に改装オープンしてGW特需を享受して存在感をより確実にして、イオンモールを迎え撃つのか。イオン側にもウミエとのガチンコバトルは避けるようなテナント構成を考えるが故につまらないモールになっては本末転倒です。国内はモールの飽和感が明らかになりつつありますが、手腕の見せ所ではないでしょうか。
(仮称)イオンモール神戸南新築工事
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開業まで1年無いですから工事の進捗もすごい速さですね。
ウミエは非日常イオンモールは日常という形でうまく棲み分けできると良いですね。
商圏としては大型商業施設の無い兵庫区須磨区長田区をターゲットにし年間で750万人を目標にしているみたいですし、ウミエは年間1500万人ですけど近距離ですのでお互いどうなっていくか楽しみです。