イオンモール神戸南新築工事 -神戸市中央卸売市場本場跡地再開発-

5月末に着工した神戸市中央卸売市場本場跡地のイオンモール神戸南の建設工事ですが、ようやくイオンモールも着工を公式ホームページにて発表しました。プレスリリースの内容はこれまでの周知情報から特段と変わってはいませんが、新たに2枚の完成予想パースが公開されました。



1枚目は建物を西側から鳥瞰図で描いたもの。このパース公開によって建物のスケール感がより分かりやすくなりました。また西面角には大きなエントランス広場ができる事、運河沿いには緑地が設けられることもパースから見て取れます。



2枚目は新川のプロムナード向かいから眺めたモールの夜景です。3階の南側にはフードコートが設けられる予定ですが、この部分は大きく開口部をとって、運河の景色を眺められるような造りになります。反対に運河側からはこの部分の明かりが外に漏れて賑わいを創出します。壁面緑化も実施されます。運河沿いに夜景の楽しめる爽やかな空間が生まれることを期待したいですね。



さて、実際の工事状況の進捗も変化を見せています。



最も工事が先行している敷地南側ですが、すでに基礎配筋とコンクリート打設まで完了しています。敷地の他の部分の基礎工事を待たずにこのまま工事を進めるようであれば、もうまもなく鉄骨建方が開始されるかもしれません。



南側に続いて工事が進んでいるのが敷地の東側。型枠が組まれているのでコンクリート打設が進められていることでしょう。



駐車場棟となるこの場所は盛土が積み上げられたままです。



これまで手付かずだった敷地の北側も掘削が始まりました。こうした1フロアの床面積の大きな建物は躯体工事よりも内装工事の方が遥かに時間が掛かりそうです。従って年内に巨大な建物が姿を現しているのではないかと思われます。